2025年11月29日

第1235回

 

【ニュース・ヘッドライン】

  • ラニチジンが帰ってきた 
  • 有力議員がCNPV決定プロセスの詳細開示を要求 
  • バイエル、XIa阻害剤の脳梗塞再発予防試験が成功 
  • ノボ、semagutideの早期アルツハイマー病試験はフェール 
  • ビーワン、BCL2阻害剤をMCLに承認申請 
  • ノボ、高量ウゴービを光速承認申請 
  • 大塚、トリプル・アップテイク・インヒビターをADHDに承認申請
  • 軟骨無形成症用薬の承認審査が長引く 
  • イミフィンジが胃・GEJ癌の術前術後療法に適応拡大 
  • 大塚のIgAN用薬が加速承認 
  • ノバルティスの遺伝子療法、2歳以上のSMAに適応拡大 
  • 当面の主なFDA審査期限、諮問委員会 


【今週の話題】


ラニチジンが帰ってきた
(2025年11月25日発表)

FDAは、ranitidineを5年ぶりに承認したと発表した。日本時間26日朝に読んだ25日現在のプレスリリースにはメーカー名が記されていないが、VKT Pharmaの製品と報じられている。前日の当初発表には明記されていたのかもしれない。

このH2ブロッカーはGSKが開発し1981年に発売、GERD(胃食道逆流症)や消化器潰瘍、ゾリンジャー・エリソン症候群の治療に用いられてきたが、2019年にValisureが癌原性にを持ちうるN-nitrosodimethylamine(NDMA)を検出、FDAに対応を市民請願し、GE品も含めて多くのメーカーが販売停止・自主回収、FDAも20年4月に自主回収を要請した。NDMAが厄介なのは、出荷後も経時的に含有量が増加するため、工場検査では微量でも将来的に人体に有害な量に達するリスクがあること。EUも承認を一時停止した。米国ではクラス・アクションが提訴され、請求が認められなかった判例もあるが、和解に至ったものもあるようだ。

FDAによると、今回承認された新製剤は薬効は従来通り、懸念には対処した。具体的な数値は下記プレスリリースには記されていない。注意事項として、湿気の影響を避けるべく、保存や開封時に配慮し、開封後は3ヶ月内に(有効期限到来ならそれまでに)使用すること、乾燥剤を入れたままにすることなどを推奨している。

リンク: FDAのプレスリリース


有力議員がCNPV決定プロセスの詳細開示を要求
(2025年11月20日発表)

米国連邦議会のバーニー・サンダース上院議員とフランク・パロン下院議員は、FDAのMakary委員長に書簡を送付し、CNPV(委員長の国家的優先バウチャ)に関する情報開示を求めた。10月に9品目、11月にも6品目に関して供与する旨、発表されたが、10月の9社中4社は選ばれたこと自体がサプライズだったという。トランプ米国連邦大統領がお気に入りに贈り物をしたのではないかという疑念や、短期間に適切な審査を行うのはひずみを生まないかという懸念を解決するために、選択基準や選考プロセス、承認後の副作用や禁忌の監視手段、CNPV受領者との年初来の通信記録、他社の申請応募状況などを質した。

参考:CNPVプログラム
CNPVは、国家の重要課題に資する医薬品について、承認審査期間を1~2ヶ月に短縮するもの。重要課題は、アメリカの公衆衛生上の危機に対応、革新的な治療をアメリカ人に提供、充足されない医療ニーズに対処、そして国内自給体制の強化。申請者は承認申請の60日以上前にCMC(化学、製造、管理)に関する申請資料を提出しなければならない。CNPVは別の開発品の承認申請に用いることも可能。但し、希少疾患用薬等に関する優先審査バウチャと異なり、他社に売却して換金することはできない。

第一報の後に明らかになった事項もあるので再掲すると、10月に発表された9品目は、
  • Disc MedicineのDISC-0974(bitopertin):グリシン・トランスポータ1阻害剤。9月30日に12歳以上のEP赤芽球性プロトポルフィリン症(X染色体関連のものも含む)に加速承認申請された。
  • EMD Serono(ドイツのメルクの子会社)のPergoveris(follitropin alfa、lutropin alfa):LH/FSH欠乏症による不妊症の治療。EUでは07年に承認されているが米国はこれから承認申請する。
  • サノフィのTzield(teplizumab-mzwv):抗CD3エプシロン鎖抗体。10月に8歳以上の最近診断されたステージ3一型糖尿病に適応拡大申請された。
  • Achieve Life Sciencesのcytisinicline:アルファ4ベータ2ニコチン・アセチルコリン受容体部分作動剤。25年6月に禁煙補助薬として承認申請されているが、CNPVの対象はEシガレット依存症。
  • Regeneron PharmaceuticalsのDB-OTO:otoferlin関連難聴の遺伝子療法。25年末までに承認申請される見込み。FDA側は無償・低価格供給に期待しているようだ。
  • イタリアのDompé farmaceuticiのcenegermin:遺伝子組換え型神経成長因子。点眼用製品が18年に神経栄養性角膜炎用薬として承認されているが、NAION(非動脈炎性前部虚血性視神経症)治療薬として開発中の点鼻用製品に利用する考え。
  • Revolution MedicinesのRMC-6236(daraxonrasib):癌原性変異を生じたRASの阻害剤。日本も参加する転移性膵管腺癌の第3相などが進行中で、26年に成功すれば承認申請に向かうことになる
  • GSKのAugmentin XR(amoxicillin、clavulanate potassium):2002年に承認された抗菌剤。米国生産投資に報いる趣旨のようだ。
  • 全身麻酔用ketamine:メーカーは不明。米国生産投資に報いる趣旨。

11月発表分は、
  • ベーリンガー・インゲルハイムのzongertinib(HER2肺癌):8~9月に米日でher2陽性切除不能/転移非小細胞性肺癌の再発治療薬Hernexeosとして承認されたher2チロシン・キナーゼ阻害剤。一次治療適応拡大申請に用いる考えのようだ。
  • ジョンソン エンド ジョンソンのbedaquiline(ヤング・チルドレンの薬物耐性肺炎):12~18年に米欧日で多剤耐性菌による肺結核の最後の治療手段、Sirturoとして承認。ヤング・チルドレンは1~4歳を指すことが多いようなので、7月に米国で承認された2~4歳向けより低年齢が対象なのだろうか?
  • GSKのdostarlimab(直腸癌):Jemperli名で欧米で内膜腫などの治療に承認されている抗PD-1抗体。ミスマッチ修復不全/高マイクロサテライト不安定性の局所進行未治療直腸癌の第2相単群試験の結果が26年に見込まれている。23年の腫瘍学諮問委員会で、この疾患の薬を、この試験の主評価項目のような第12月臨床的完全反応率に基づいて加速承認することを、13人の委員中8人が支持している。
  • Vertex PharmaceuticalsがCRISPER Therapeuticsからライセンスして開発販売しているCasgevy(exagamglogene autotemcel):23~24年に米欧である種の鎌状赤血球病やベータ・サラセミアの治療に承認された、ex vivo遺伝子編集薬。CNPV対象疾患/年齢は不明。
  • イーライリリーのorforglipron(肥満症と関連疾患):中外製薬からライセンスした経口GLP-1作用剤。年内に肥満症/高リスク・オーバーウェイト用薬として日本も含めグローバル承認申請の予定。
  • ノボ ノルディスクのWegovy(semaglutide、肥満症と関連疾患):21~23年に米欧日で肥満症/高リスクオーバーウェイト用薬として承認されたGLP-1作用剤。米国では5月に経口剤を肥満症に承認申請し、8月には既存の皮下注用製剤がMASH(代謝機能障害関連脂肪肝炎)に適応拡大するなど、ライフサイクル・マネジメントが活発。その分、CNPVの対象が何なのか想像がつかないが、orfprglipronが選定されたのだからWegovyも経口剤かもしれない。

リンク: Makary委員長あて書簡

【新薬開発】


バイエル、XIa阻害剤の脳梗塞再発予防試験が成功
(2025年11月23日発表)

バイエルは、経口血液凝固第XIa因子阻害剤BAY 2433334(asundexian)が第3相OCEANIC-STROKE試験で薬効と安全性の主目的を達成したと発表した。同社のrivaroxabanなどの第Xa因子阻害剤が承認されている心房細動患者の虚血性脳卒中初発予防試験は非劣性解析がフェールしたが、承認されていない非心原性虚血性脳卒中において、再発予防効果が偽薬を上回り、出血リスクは大きく高まらなかった。各地の承認審査機関と承認申請に向け相談する考え。

この試験は、急性非心原性虚血性脳卒中または高リスクのTIA(一過性脳虚血発作)を発症してから72時間以内の、全身性/脳血管性アテローム硬化又は急性非ラクナ梗塞を伴う成人12300人超を偽薬群と試験薬群(50mg一日一回)に無作為化割付けして抗血小板薬と共に投与し、虚血性脳卒中と大出血(ISTH基準)のリスクを比較した。データは未発表。第2相試験では50mg群の副次的評価項目の症候性虚血性脳卒中/TIA発生率が偽薬群を3~4割下回った。

先陣争いをしているブリストル マイヤーズ スクイブ/ジョンソン エンド ジョンソンの第XIa因子阻害剤、BMS-986177/JNJ-70033093(milvexian)も、発症48時間以内の患者に25mgを一日二回投与するLibrexia STROKE試験が進行中。

日本人や中国人は抗凝固剤による出血リスクが西洋人より高いのではないかともいわれている。上記二本は日中の施設も参加しているので、少なくともXIa阻害剤に関しては、答えが得られそうだ。

リンク: バイエルのプレスリリース


ノボ、semagutideの早期アルツハイマー病試験はフェール
(2025年11月24日発表)

ノボ ノルディスクは今をときめくGLP-1作用剤、semaglutideを早期アルツハイマー病の進行抑制に用いた第3相試験2本がフェールしたと発表した。日本も含む世界の施設でアミロイド病変のあるアルツハイマー性MCI(軽度認知障害)や軽度アルツハイマー病患者を各試験1900人前後組入れて、第104週のCDR-SBを偽薬群と比較したが、有意差を検出できなかった。

結果は12月3日にCTAD(Clinical Trials in Alzheimer's Disease)でトップラインを、来年3月のAD/PD(Alzheimer's and Parkinson's Diseases Conferences)で全体像を、発表する考え。

リンク: 同社のプレスリリース

【承認申請】


ビーワン、BCL2阻害剤をMCLに承認申請
(2025年11月26日発表)

ビーワン・メディシンズは米国でBGB-11417(sonrotoclax)を承認申請し受理されたと発表した。高親和性BCL2阻害剤で、BTK阻害剤歴のある成人の再発難治マントル細胞腫に用いることを想定している。米州欧中の施設で実施した第1/2相試験で125人に投与したところ、臨床的に意味のあるORR(客観的反応率、独立評価委員会方式)が得られたとのこと。データは12月7日のASH(米国血液学会)で口頭発表する予定。中国でも承認申請済み。第3相CELESTIAL-RR MCL試験は日本も参加している。

リンク: 同社のプレスリリース


ノボ、高量ウゴービを光速承認申請
(2025年11月26日発表)

ノボ ノルディスクは米国でGLP-1作用剤Wegovy(semaglutide)の最大用量を現行の3倍に引き上げるべく承認申請したと発表した。CNPV(FDA委員長の国家的優先バウチャ)を利用して1~2ヶ月の承認を狙う。

第3相STEP UP試験で成人の肥満症における7.2mg週一回皮下注群の72週体重減少率を偽薬群や現行の最大承認用量である2.4mg群と比較したところ、trial product estimandアプローチによる解析では各群20.7%、2.4%、17.5%となり、偽薬を有意に上回った。米国のレーベルに記載されるであろうtreatment polict estimandベースでは各群18.7%、3.9%、15.6%となった。2.4mgと見比べると若干パワーアップしているので、競合他社の製品との差を縮めることができる。

同社はSTEP UP T2D試験で肥満症を合併する二型糖尿病における効果も確認したが、下記プレスリリースには言及されていない。HbA1c低下作用は両用量大差ないので、敢えて言及する必要はないということなのかもしれない。また、Wegovyはリスク因子を持つオーバーウェイト(BMIが27kg/m2以上、30kg/m2未満)にも承認されているが、プレスリリースは肥満症にしか言及していない。

リンク: 同社のプレスリリース


大塚、トリプル・アップテイク・インヒビターをADHDに承認申請
(2025年11月25日発表)

大塚製薬は、centanafadineをADHD用薬として米国で承認申請したと発表した。17年にNeurovanceを買収して入手したノルエピネフィリン、ドパミン、セロトニンの再取込阻害剤。第3相は成人患者ではSR錠100mgまたは200mgを1日2回投与した二本の試験で2用量とも第42日AISRS症状評価尺度が偽薬を有意に上回る改善を示した。更に、13~17歳にXRカプセル164.4mgまたは328.8mgを1日1回投与した試験で高用量群のADHD-RS-52評価尺度が偽薬を上回り、4~12歳を組入れたXRカプセルの試験も高用量群が同評価尺度で偽薬を上回った。承認申請は成人もXRカプセルのようだ。有害事象は食欲減退など。

リンク: 同社のプレスリリース(和文)

【承認審査・委員会】


軟骨無形成症用薬の承認審査が長引く
(2025年11月25日発表)

アセンディス・ファーマは米国でTransCon CNP(navepegritide)を小児軟骨無形成症用薬として承認申請しているが、審査期限が11月30日から26年2月28日に3ヶ月延期されたと発表した。市販後に完了すべき試験に関連して追加情報を提出したことが申請内容の主要な変更と見做された。それ以外の指摘は無かった由なので、薬効や安全性には問題ないのだろう。

C型ナトリウム利尿ペプチドのプロドラッグ。2~11歳の患者に100mcg/kgを週一回皮下注した試験で身長の成長ベロシティが偽薬群を有意に上回った、

リンク: 同社のプレスリリース


【承認】


イミフィンジが胃・GEJ癌の術前術後療法に適応拡大
(2025年11月25日発表)

FDAはアストラゼネカの抗PD-L1抗体Imfinzi(durvalumab)を切除可能なステージIIからIVAの胃・胃食道接合部(GEJ)腫瘍の周術期療法として適応拡大を認めた。FLOTレジメン(fluorouracil、leucovorin、oxaliplatin、docetaxel)に追加して、術前2サイクル、術後2サイクル施行し、その後はImfinziだけを4週毎10回投与するもの。FLOTレジメンと比較した第3相MATTERHORN試験で術前のpCR(病理学的完全反応率)が19%対7%と上回り、EFS(無イベント生存期間、盲検独立中央評価)のハザード・レシオは0.71だった。全生存期間のハザードレシオも0.78で有意、3年生存率は69%対62%だった。TAP(Tumour Area Positivity、PD-L1発現度の指標)が1%のサブグループでも、1%未満でも、全生存期間のハザードレシオは0.79と大差なかった(但し後者は症例数が100人足らずで統計的に有意ではない)。欧州や日本でも申請中。

リンク: FDAのプレスリリース


大塚のIgAN用薬が加速承認
(2025年11月25日発表)

FDAは大塚製薬のVoyxact(sibeprenlimab-szsi)を成人の原発性IgA腎症の治療薬として承認した。400mgを4週毎に皮下注射する。第3相VISIONARY試験の第9月uPCR(尿蛋白クレアチニン比)改善作用に基づく加速承認。同試験で第24月eGFR(推算糸球体濾過率)の改善が確認されたら本承認切替の道が開ける。免疫抑制作用を持つため、感染症やワクチン接種に関する警告・事前注意が記されている。

18年にVisterra社を買収して入手した抗APRIL(A PRoliferation Inducing Ligand)抗体。B細胞のサバイバルを増強しないよう羽交い絞めにする。IgA腎症では異なった作用機序の新薬が続々と承認されている。嬉しい悲鳴という奴だが、どの薬がどのような患者に最も適しているのか、選択指針があると良いのだが...

リンク: FDAのプレスリリース


ノバルティスの遺伝子療法、2歳以上のSMAに適応拡大
(2025年11月24日発表)

ノバルティスは、FDAがItvisma(onasemnogene abeparvovec-brve)を2歳以上の小児や成人のSMN1変異が確認されたSMA(脊髄性筋萎縮症)用薬として承認したと発表した。臨床試験で症状評価尺度が有意に改善した。患者で欠乏するSMN1遺伝子をrAAV9をベクターとして導入する。同じ活性成分を持ち19~20年に米日欧でSMA用薬として承認されたZolgensma(onasemnogene abeparvovec-xioi)は2歳未満の患者に点滴静注する(但し、EUでは年齢ではなく体重21kg以下が適応)が、Itvismaは2歳以上に髄腔内投与する。2歳以降に発症する患者も多いので、Itvismaの需要のほうが大きくなりそうだ。

リンク: 同社のプレスリリース

【当面の主なFDA審査期限、諮問委員会】


PDUFA
25/11推Fondazione TelethonのTelethon 003(etuvetidigene autotemcel、Wiskott-Aldrich症候群)
25/11推ノバルティスのLOU-064(remibrutinib、慢性特発性蕁麻疹)
25/11推ノボ ノルディスクの経口semaglutide(肥満症、25mg追加)
25/11推ノボ ノルディスクのOzempic(semaglutide、二型糖尿病の末梢動脈疾患追加)
25/12推ノボ ノルディスクのSogroya(somapacitan、低出生体重児等に適応拡大)
25/12/5BMSのBreyanzi(lisocabtagene maraleucel、辺縁帯リンパ腫追加)
25/12/7Agios PharmaceuticalsのPyrukynd(mitapivat、サラセミア)
25/12/11GSKのGSK2140944(gepotidacin、淋病)
25/12/12LIB TherapeuticsのLIB003(lerodalcibep、高脂血症)
25/12/13Milestone PharmaceuticalsのCardamyst(点鼻用etripamil、発作性上室性頻拍)・
25/12/14アムジェンのUplizna(inebilizumab-cdon、重症筋無力症追加)
25/12/15Innovivaのzoliflodacin(淋病)
25/12/16GSKのGSK3511294(depemokimab、好酸球性喘息症と慢性副鼻腔炎)
26/12/16Aldeyra TherapeuticsのADX 102(reproxalap、ドライアイ)
25/12/22ロシュのLunsumio(mosunetuzumab皮下注用、濾胞性リンパ腫3次治療)
25/12/26OmerosのOMS721(narsoplimab、HSCT関連血栓性微小血管症)
25/12/26CytokineticsのCK-3773274(aficamten、閉塞性肥大性心筋症)
25/12/28サノフィのSAR442168(tolebrutinib、非再発性二次性多発硬化症)
25/12/30Concert TherapeuticsのCORT-125134(relacorilant、クッシング症候群)
25/12/30Vanda Pharmaceuticalsのtradipitant(乗り物酔い)
25/12/31Outlook TherapeuticsのLytenava(bevacizumab-vikg、加齢性黄斑変性)
26/1/5Denali TherapeuticsのDNL310(tividenofusp alfa、ハンター症候群)
26/1/10Atara Biotherapeuticsのtabelecleucel(移植後リンパ増殖性疾患)
26/1/13Travere TherapeuticsのRE-021(sparsentan、巣状分節状糸球体硬化症を追加)
26/1/17JNJのTAR-200(gemcitabine 膀胱内留置用、非筋層浸潤膀胱癌)
26/1/23第一三共のEnhertu(fam-trastuzumab deruxtecan-nxki、her2乳癌一次治療を追加)
26/1/28Tenpoint TherapeuticsのBrimochol PF(carbacholとbrimochol tartrate、老視)
26/1/31Aquestive TherapeuticsのAnaphylm(dibutepinephrine、アナフィラキシー等)
26/1/31Pharmingのleniolisib(4-11歳の活性期phosphoinositide 3-kinase deltaに適応拡大)


今週は以上です。

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