第1043回
【ニュース・ヘッドライン】 COVID-19関連: ワクチン無料が終わる? モデルナは18歳以上の4回目接種を申請 モデルナ、6ヶ月以上6歳未満に対象年齢拡大申請へ アストラゼネカの抗体医薬、EUでも肯定的意見 その他の領域: ファイザー、S1PR調節剤の潰瘍性大腸炎試験が成功 イミフィンジの子宮頸癌一次治療試験はフェール 一型糖尿病予防薬を再承認申請 中国の抗PD-l抗体が承認されず 前立腺癌の放射性医薬品が承認 キイトルーダ、変異の多い進行内膜腫に正式承認 オプジーボとしか併用できない抗LAG-3抗体が承認 CDKL5欠乏症治療薬が承認 ヤンセンとヴィーヴの筋注用HIV薬は最初から使える 【COVID-19関連】 ワクチン無料が終わる? (2022年3月25日) 報道によると、米国政府内でCOVID-19ワクチンの無料提供を早ければ年内にも終了すべきとの意見が出ている。財源不足が主因の模様だ。従来から、パンデミックがエンデミックに変わったらどこかの段階で有償化されると考えられてきたが、依然として多くの感染者が発生し日本と比べたら多くの人が亡くなっている中で、思ったより早い動きだ。 米国が有償化した場合、日本も追随する可能性があるだろう。インフルエンザ・ワクチンも高齢者など以外は自己負担だが、一点異なるのは価格だ。欧米などの政府は一回分が20ドル程度で調達しているが、民間向けは、物流コストなどがかかることもあり、数倍に膨らむだろう。 ファイザーは、COVID-19ワクチンが開発段階だったころの投資家向けミーティングで、政府向けは通常の150~175ドルより安価になることを示唆した。当時はブースターショットは年1回以下と想定されていたので、プライマリー接種が一巡したら年間需要は半減すると想定されていたが、価格を倍増すれば高水準の売上高を維持できる見通しだった。これらのことから推測すると、メーカー側は民間向けの一回分の適正価格は40~175ドルと考えているのだろう。 有償化したら今以上に接種希望者が減るだろう。説得するためには、ブースターショットの有効性をもっとハッキリと調査分析し国民に伝える努力が必要だ。 モデルナは18歳以...