第1069回
【ニュース・ヘッドライン】 COVID-19関連: EUもエバシェルドによる治療を承認 その他の領域: MSD、NRTTIの臨床試験を用量を減らして再開へ D因子阻害剤の第3相が成功 Prevnar 20の欧州幼児試験が成功 Seagen、her2阻害剤をher2陽性大腸癌に承認申請 自家造血幹細胞移植の補助療法を承認申請 FDA諮問委員会:①糞便移植療法用薬の承認を支持 ②多数の委員がPI3K阻害剤duvelisibの承認取消を支持 ③poziotinibの承認は支持されず ④Pepaxtoの承認は支持されず GSKもPARP阻害剤ゼジューラの適応を一部返上 リムパーザの適応も一部返上されていた CHMP、RSV予防薬などの承認を支持 レットヴィモが適応拡大 白金薬の聴覚副作用抑制薬が承認 もう一つの遺伝子療法薬にも青い鳥 【COVID-19関連】 EUもエバシェルドによる治療を承認 (2022年9月20日発表) アストラゼネカはEUがEvusheld(tixagevimab、cilgavimab)をCOVID-19の治療に承認したと発表した。酸素補給は不要だが重症化リスクのある成人や青少年が適応になる。第3相TACKLE試験で重症化/死亡を50%抑制した。 抗SARS-CoV-2抗体のカクテルで21~22年に米欧で暴露前予防というワクチン代替的な用途で承認された。若干遅れて申請された日本では外来治療も特例承認されたが、海外では今回が初。日本でも注記されているが、現在流行しているBA.5ウイルスに対する有効性が上記より劣る可能性があることが影響したのだろう。 リンク: アストラゼネカのプレスリリース 【新薬開発】 MSD、NRTTIの臨床試験を用量を減らして再開へ (2022年9月20日発表) MSDは抗HIV-1薬MK-8591(islatravir)の臨床試験を用量を減らして再開すると発表した。大類洋博らが創製した核酸系逆転写酵素トランスロケーション阻害剤(NRTTI)で、力価や組織浸透性が高い。半減期が長い特徴もあったが、月一回投与の暴露前予防(PrEP)用途は断念したので、キャッチフレーズではなく...