第1061回
【ニュース・ヘッドライン】 JNJも抗新生児FcR抗体を筋無力症に承認申請へ GM-CSFの自己免疫性肺胞蛋白症試験が成功 アムヴトラのATTR心筋症試験が成功 イミフィンジの第3相が一勝一敗 ノボ、MRAの第3相を中止 Milestone社、Ca拮抗剤をPSVTに承認申請 レキサルティをPTSDに承認申請 新薬三品が製造問題で審査完了に CDC、RSVワクチンの推奨トーンを変更 CHMP、画期的肺動脈高血圧症用薬などの承認を支持 エプキンリが濾胞性リンパ腫に適応拡大 PDE3/4阻害剤がCOPDに承認 マル秘情報?ピアスカイが米国でも承認された 当面の主なFDA審査期限、諮問委員会 【新薬開発】 JNJも抗新生児FcR抗体を筋無力症に承認申請へ (2024年6月28日発表) ジョンソン・エンド・ジョンソンは、2月にJNJ-80202135(nipocalimab)が第3相全身性重症筋無力症(gMG)試験で主目的を達成したと発表したが、データをEAN(欧州神経学会)で明らかにした。年内に承認申請する考え。類薬ではアルジェニクスのVyvgart(efgartigimod alfa-fcab)が抗アセチルコリン受容体抗体を持つgMG用薬として米日欧で承認されている。 20年にMomenta Pharmaceuticalsを企業価値ベース65億ドルで買収して入手した、胎児性Fc受容体を標的とする抗体医薬。第3相では標準療法に十分応答しない患者に15mg/kg(但し初回は30mg/kg)を2週毎点滴静注する効果を偽薬と比較した。主評価項目は第22~24週におけるMG-ADLのベースライン比変化。試験薬群は4.70点低下(改善)し、偽薬群の3.25点低下と有意な差があった。副次的評価項目のMG-ADL奏効率(2点以上低下した患者の比率)の解析も成功したとのことだが、プレスリリースには数値が記されていない。 Vyvgartは第3相で主評価項目のMG-ADL奏効率が67%となり偽薬群の30%を有意に上回った。MG-ADL値の増減の解析は副次的評価項目にリストアップされていない。nipocalimabは偽薬群でも平均値が2点以上改善しているので奏効率がVyvgartの試験の偽...