第1217回
【ニュース・ヘッドライン】 FDA、光速審査プロジェクトの申込受付を開始 アストラゼネカ、全身性重症筋無力症新薬の第3相が成功 睡眠時無呼吸用コンビ薬、二本目の第3相も成功 miR-124エンハンサーの潰瘍性大腸炎試験が成功 サン、イルミアの乾癬性関節炎試験が成功 ロシュ、抗ST2抗体のCOPD試験は一勝一敗に EBVの細胞療法を承認申請 JNJ、経口IL-23Rアンタゴニストを尋常性乾癬に承認申請 BMS、ソーティクツを乾癬性関節炎に適応拡大申請 X-ALD治療用PPARガンマ作動剤を欧州で再申請 Replimuneのウイルス療法は審査完了に CHMP、NPC治療薬などの承認を支持 EMA、エムポックス治療薬の薬効を再検討 デルゴシチニブが米国でも承認 ブーレンレップが欧州でも承認 Sarepta社、結局、DMD遺伝子療法の販売を一時停止 当面の主なFDA審査期限、諮問委員会 【今週の話題】 FDA、光速審査プロジェクトの申込受付を開始 (2025年7月22日発表) FDAはCommissioner's National Priority Voucher(CNPV:長官の国家的優先バウチャ)制度の申込受付を開始した。国益に関わる重大な革新的新薬について審査期間を1~2ヶ月に短縮するもの。既存の優先審査バウチャと異なり、譲渡不能。初年度はパイロット・フェーズで最大5件に適用する考えだ。 この制度の狙いは、アメリカの若者の3/4が肥満などの理由で軍務適格性を書くことや、日常的に用いられる薬の原材料等の圧倒的多数が中国由来であることなど、安全保障上の脅威になりかねない現状を是正すること。 具体的には、以下の4項目に該当する薬が制度の対象になる(下記プレスリリースには5項目記されているが申込みサイトでは適用を4項目から選択することになっている)。 米国の医療上の危機に対処する アメリカ人に潜在的に革新的な治療法をもたらす 大きな充足されない医療ニーズに応える 購入可能性を向上する(コストを引き下げる) 下記プレスリリースでは、例として、ユニバーサル・インフルエンザ・ワクチン、希少疾患用薬、多くが罹患する慢性疾患の薬などを挙げている。また、...