2025年6月28日

第1213

 

【ニュース・ヘッドライン】

  • 委員総取っ換え後のACIP、大きな変化はなし 
  • フィンテプラのCDKL5欠損症試験が成功 
  • スピンラザの高量試験が成功 
  • ファイザー、ヒムペブジのインヒビター保有者試験が成功 
  • Nuvalent社、ROS1阻害剤を承認申請へ 
  • シロシビンの鬱病試験はそこそこの結果に 
  • Exelixis、新規VEGFR阻害剤の第3相が成功 
  • 新規禁煙補助薬を承認申請 
  • オゼンピックのEUレーベルにSTRIDE試験のデータが収載へ 
  • Philogen社、欧州で抗癌剤の承認申請を撤回 
  • ダトロウェイがEGFR変異非小細胞性肺癌に承認 
  • FDA、COVID-19 mRNAワクチンの心筋炎警告をアップデート 
  • 当面の主なFDA審査期限、諮問委員会 


【今週の話題】


委員総取っ換え後のACIP、大きな変化はなし
(2025年6月25-26日開催)

CDC(米国疾病管理予防センター)のACIP(ワクチン接種諮問委員会)が開催された。HHS(米国保健福祉省)長官のイニシアティブで直前に委員の総入替えが断行されたため危惧されたが、各種報道を読む限りでは、まあまあ大きな変更はなく終了したようだ。

今月、米国で承認されたMSDのRSV疾患予防用抗体Enflonsia(clesrovimab-cfor)を生後8ヶ月未満の乳幼児に推奨することには7人中5人が賛成した。Vaccines for Childrenプログラム(医療保険未加入の小児に提供する)に採用することには全員が賛成した。

翌日、6ヶ月児以上の小児成人に禁忌でない限りインフルエンザ・ワクチンの接種を勧奨することに6人全員が賛成した。HHS長官の過去の言動などから注目された、一部製品に保存剤としてチメロサールが添加されている件については、18歳以下の青年小児についても、妊婦に関しても、すべての成人に関しても、チメロサール・フリー製品を推奨することに5人が賛成、反対は一人だけだった。

チメロサールはエチル水銀の殺菌作用により雑菌の増殖を抑制する。米国で自閉症の小児が増加したのはワクチンのチメロサールのせいだとする見解は今や少数意見となり、CDCやFDAを含めて無害が多数意見だが、不必要なリスクは取らないのが危機管理の要諦であり、米国では多くのインフルエンザ・ワクチンが、製造過程でも、最終製品でも、チメロサール・フリーに変わった。例外は複数回量バイアル製品で、SeqirusのAfluriaと細胞培養型ワクチンFlucelvax、そしてサノフィのFluzoneが該当する。何れも、一回量のシリンジ版には添加されていない。

コスト上昇につながるという意見もあったようだが、CDCのホームページに記載されている価格を見ると、バイアル製品もシリンジ製品も大差ない。むしろ、予防効果が高いとされるSeqirusのFluad(アジュバント入り)やサノフィのFluzone高量版のほうが3~4倍高い。

チメロサール添加製品の需要が後退しそうだが、米国で用いられているインフルエンザ・ワクチンの9割以上は不添加とのことなので、大きな影響はなさそうだ。

リンク: Biospaceの報道
リンク: インフルエンザ・ワクチンとチメロサール(FDAの情報頁)

【新薬開発】


フィンテプラのCDKL5欠損症試験が成功
(2025年6月27日発表)

UCBは、fenfluramineの第3相CDKL5欠損症試験、GEMZで主評価項目などを達成したと発表した。できるだけ早く承認申請する考え。データは未発表。

CDKL5欠損症はX染色体上のサイクリン依存的キナーゼ様5遺伝子に変異を持ち、女性は重度の発達障害を生じ、男性は出生前に死亡することが多い。新生児数万人に一人の超希少疾患。fenfluramineはセロトニン作動などの作用を持つ。20年以降、米欧日でドラベ症候群やレノックス・ガストー症候群における癲癇発作の予防薬Finteplaとして承認された。米国でアメリカン・ホーム・プロダクツが200億ドル超の損害賠償金を課せられた体重管理薬Pondimin(fenfluramine)/Redux(dexfenfluramine)より用量が二けた小さいが、米国では心臓弁疾患や肺動脈高血圧症のリスクが枠付き警告/REMS(リスク評価緩和戦略)導入を課せられている。

リンク: UCBのプレスリリース


スピンラザの高量試験が成功
(2025年6月27日発表)

バイオジェンは脊髄性筋萎縮症治療薬Spinraza(nusinersen)の高量試験成績を学会発表した。初めて治療を受ける乳児発症型患者75人を組入れたDEVOTE試験のパートBについては昨年9月に公表済みだが、Spinraza治療歴を持つ患者を組入れたパートCも良好な結果になったことが明らかになった。

16~17年に米EU日で初承認された時の用量用法は、12mgを第0、14、28、50日に髄腔内投与し、その後は4ヶ月毎に反復する。高量は50mgを第0、14日に髄腔内投与し、その後は28mgを4ヶ月毎に反復する。パートBでは主評価項目のCHOP-INTEND(Children’s Hospital of Philadelphia Infant Test of Neuromuscular Disorders:運動機能を0~64点で評価)が初承認時のエビデンスであるENDEAR試験の対照群の適合サブグループを有意に上回った。承認用量群との比較でも上回るトレンドが見られた。今回のパートCは承認用量用法による治療をメジアン3.9年受けた4~65歳の脊髄性筋萎縮症患者38人全員に高用量を投与したところ、HFMSE(Hammersmith Functional Motor Scale-Expanded:筋機能を評価)が歩行可能な患者では1.1点、不能な患者では2.5点改善した。RULM(Revised Upper Limb Module)やCGI-Cも改善した。15%で深刻有害事象が発生したが治療関連と見做されたものはゼロだった。

高用量は今年1月に欧米で、3月には日本でも、用法追加申請が受理された。

リンク: 同社のプレスリリース


ファイザー、ヒムペブジのインヒビター保有者試験が成功
(2025年6月26日発表)

ファイザーは、インヒビターを持つA型・B型血友病患者を組入れたHympavzi(marstacimab-hncq)の出血予防試験が成功したと発表した。適応拡大申請に向かうのではないか。

血液凝固カスケードにおいて活性化血液凝固第Xa因子と活性化第VII因子の結合を抑制する役割を持つ、TFPIに対する抗体。24年に米、EU、日本で12歳以上のインヒビターを持たないA型・B型血友病の出血傾向を抑制する薬として承認された。エビデンスとなる第3相BASIS単群試験では、治験参加前に血液凝固製剤の予防的投与を受けていた患者ではABR(年率出血率)がリード・イン期間の7.85から5.08に、出血時治療で対処していた患者では38から3.18に、減少した。

今回は同じBASIS試験のインヒビターを持つ48人の解析。出血時にバイパス止血製剤を静注していた時期と比べてABRが19.78から1.39に減少した。関節出血なども減少した。死亡や血栓塞栓イベントは発生しなかった。用量用法は承認内容と同じで、初回は300mg、二回目以降は150mgを週一回皮下注する。必要に応じて300mgに増量可。

類薬ではノボ ノルディスクの一日一回皮下注用抗TFPI抗体、Alhemo(concizumab-mtci)が23~24年に日米EUでインヒビター保有者に承認、日本では24年に非保有者にも適応拡大した。

リンク: ファイザーのプレスリリース


Nuvalent社、ROS1阻害剤を承認申請へ
(2025年6月24日発表)

米国のNuvalent(Nasdaq:NUVL)は、選択的ROS1阻害剤NVL-520(zidesamtinib)のローリング承認申請を7月に開始する計画を明らかにした。第3四半期の完了を見込む。First-in-Human試験である第1/2相ARROS-1試験で、一種類以上のチロシン・キナーゼ阻害剤歴を持ち化学療法歴は1回以下の局所進行/転移ROS1変異型非小細胞性肺癌117人に100mgを一日一回投与したところ、ORR(客観的反応率、盲検独立中央評価)が44%、12ヶ月反応持続率(当初推定値)は78%だった。G2032Rを持つサブグループでもORRが54%と有効性が示唆された。治療時発現有害事象による用量減量の発生率は10%、治験離脱は2%だった。

NVL-520はcrizotinib以外の既存のROS1阻害剤と同様に血液脳関門通過性を持つ。TRKに対するROS1選択性が高いため忍容性が改善されており、ROS1の薬物耐性変異であるG2032Rにも有効という特徴を持つ。

リンク: 同社のプレスリリース


シロシビンの鬱病試験はそこそこの結果に
(2025年6月23日発表)

英国のCompass Pathways(Nasdaq:CMPS)はCOMP360(psilocybin)の第3相難治鬱病試験で主目的を達成したと発表した。欧州やカナダの施設も参加するもう一本の試験は26年下に結果が判明する見込み。尚、どちらも当初計画ではもっと早く判明するはずだった。

今回のCOMP 005試験は米国の施設で258人を25mg群と偽薬群に2:1割付けして1回投与し、第6週のMADRS(Montgomery-Åsberg Depression Rating Scale)スコアを比較したところ、群間差が3.6、p<0.001と有意な差があった。臨床的に意味のある自殺思慮の不均衡は見られなかった。もう一本のCOMP 006試験では、25mg群、10mg群、1mg群(実質的な偽薬群)に2:1:1割付けし、心理療法の補助薬としてのMADRS改善作用を比較している。

psilocybinは幻覚作用を持っており日米ともに麻薬取締法の対象になっている。セロトニンに類似しており、鬱病やPTSDなどの臨床試験が行われている。精神疾患用薬の臨床試験成績を見比べるのは難しく、小さな違いを云々しても意味はないが、同社の株価は発表後に半減しており、事前の期待かつまた事後の失望の大きさが伺われる。因みに、広い意味で似たような種類の薬であるJNJのSpravato(esketamine)の難治鬱病単剤投与試験では、56mg群の治療効果(第4週MADRSの群間差)が5.1、84mg群は6.8だった、

リンク: Compass社のプレスリリース


Exelixis、新規VEGFR阻害剤の第3相が成功
(2025年6月22日発表)

Exelixis(Nasdaq:EXEL)はXL092(zanzalintinib)が第3相STELLAR-303試験で共同主評価項目の一つを達成したと発表した。標準療法不応、抵抗、または不耐の転移結腸直腸癌(高マイクロサテライト不安定性は除外)を組入れてロシュのTecentriq(atezolizumab)と併用で100mgを一日一回、経口投与し、全生存期間をバイエルのStivarga(regorafenib)と比較したところ、有意に上回った。もう一つの、肝転移の無いサブグループの全生存期間は引き続き追跡する。

良く分からないのは、治験登録を見ても、過去の学会発表でも、この試験の主評価項目は肝転移なしサブグループの全生存期間だけだ。前者ではintent-to-treatベースは副次的評価項目と記されている。最終変更は昨年7月付けなので、その後に変更されたのだろうか?

リンク: 同社のプレスリリース
リンク: 治験登録(ClinicalTrials.gov)

【承認申請】


新規禁煙補助薬を承認申請
(2025年6月26日発表)

Achieve Life Sciences(Nasdaq:ACHV)はcytisiniclineを成人の禁煙補助薬として承認申請した。ニコチン類似構造を持つ植物アルカロイド系アルファ4ベータ2ニコチン・アセチルコリン受容体部分作動剤で3mgを一日3回経口投与する。第3相試験二本で4週連続禁煙達成率を偽薬群と比較したところ、12週連続投与群は一本が32%(偽薬群は7%)、もう一本では30%(同9%)、6週連続投与群は各25%(同4%)と15%(同6%)だった。有害事象は不眠、異常夢、悪心、頭痛など。

活性成分は中・東欧で20年以上、2000万人以上の治療歴を持つ。Achieve社は誘導体や塩、そしてオリジナル製品の1日6回ではなく3回投与に関する特許を保有している。

尚、ファイザーのアルファ4ベータ2ニコチン・アセチルコリン受容体部分作動剤Chantix(varenicline tartrate)はニトロソアミン問題でリコール・出荷停止状態にあるが、再発売に向けて動き出したようだ。

リンク: Achieve社のプレスリリース


【承認審査・委員会】


オゼンピックのEUレーベルにSTRIDE試験のデータが収載へ
(2025年6月24日発表)

ノボ ノルディスクは、CHMP(医薬品諮問委員会)がOzempic(semaglutide)のEUにおけるレーベルにSTRIDE試験のデータを追加することを支持したと発表した。順調なら2~3ヶ月内に欧州委員会が承認することになる。

この試験は欧米アジアの施設で症候性PAD(末梢動患疾患)を伴う二型糖尿病患者792人を偽薬群と試験薬群(1mg週一回皮下注)に無作為化割付けして52週間投与したところ、トレッドミル検査成績が各群1.08倍と1.21倍となり、有意な差があった。最大歩行距離は各群14メートルと40メートル増加した。

米国でも申請中で第4四半期に結果が出る見込み。

リンク: 同社のプレスリリース


Philogen社、欧州で抗癌剤の承認申請を撤回
(2025年6月24日発表)

イタリアを本社とするPhilogen(BIT:PHIL)はNidlegy(daromun)を悪性黒色腫の術前付随療法としてEUに承認申請していたが、撤回した。CMC(化学、製造、管理)や臨床試験に関する追加データを要求されたが、回答に時間がかかるため。

腫瘍細胞等で発現するfibronectinのExtra Domain Bに結合する抗体、L19を、IL2と結合した薬剤と、TNFと結合した薬剤を手術前に週次で4回、病変内投与するもの。独伊仏ポーランドの施設で全摘可能な局所進行性黒色腫256人を組入れた第3相PIVOTAL試験でRFS(無再発生存期間)がメジアン16.7ヶ月と手術だけの群の6.9ヶ月を上回り、ハザードレシオは0.59、log-rank p=0.005だった。G3治療時発現有害事象が12.7%で見られた。

この試験は術後の他剤によるアジュバント療法が認められていた。オープン・レーベル試験なので自分が対照群に割り当てられたら術後アジュバントを希望するかもと想像するが、本試験では試験薬群(40%)のほうが対照群(30%)より施行率が高かった。

daromunはSun Pharmaceutical Industriesが欧州や豪州ニュージーランドの販売権を取得している。

リンク: Philogen社のプレスリリース

【承認】


ダトロウェイがEGFR変異非小細胞性肺癌に承認
(2025年6月23日発表)

FDAは、第一三共がアストラゼネカと共同開発販売している抗TROP2抗体薬物複合体、Datroway(datopotamab deruxtecan-dlnk)をEGFR変異陽性局所進行/転移非小細胞性肺癌に加速承認した。EGFR標的薬と白金ベース化学療法による治療歴を持つ成人が適応になる。

TROPION-Lung05試験や同01試験のEGFR変異サブグループ114人においてORR(客観的反応率、盲検独立中央評価)が45%(完全反応率4.4%)、メジアン反応持続期間は6.5ヶ月だった。05試験では盲検独立中央評価によるORRが45%、治験医評価は34%と大きな違いが見られたが、01試験ではどちらも同程度だった。

Datrowayは札幌医科大学との共同研究の成果である抗TROP2抗体と今やおなじみになったトポイソメラーゼI阻害剤deruxtecanをリンカーで結合した抗体薬物複合体。24~25年に日米欧でホルモン受容体陽性、her2陰性の乳癌の二次治療に承認された。欧米では01試験に基づき非扁平上皮非小細胞性肺癌の二次治療にも承認申請されたが、24年に撤回となり、米国では代わりに今回の適応を申請した。

リンク: FDAのプレスリリース


【医薬品の安全性】


FDA、COVID-19 mRNAワクチンの心筋炎警告をアップデート
(2025年6月25日発表)

FDAはCOVID-19予防用mRNAワクチンのレーベルを改訂し、心筋炎や心膜炎のリスク情報をアップデートすることを承認したと発表した。ファイザーのComirnatyとモデルナのSpikevaxが対象。医療保険のデータを基に23/24年シーズン用ワクチンを接種後の7日間における心筋炎且つ又心膜炎の発生頻度を調べたところ、6ヶ月~64歳では百万人当り約8人だった。一番高かったのは12~24歳の男性で同約27人。また、FDAがスポンサーとなって実施した後顧的観察的試験によると、接種後に心筋炎を発症した30歳以下の患者300人超のうち3割は約3ヶ月経っても心臓症状が残っていた。但し、左心室機能低下を伴う患者の比率は17%から4%に、心筋浮腫は41%から4%に低下した。心血管死や心移植例は見られなかった。

リンク: FDAの安全性連絡
リンク: Jainらの後顧的観察的試験論文(eClinicalMedicine、24年10月)


【当面の主なFDA審査期限、諮問委員会】


PDUFA
25/6推UCBのdoxecitine・doxribtimine併用(チミジン・キナーゼ2欠乏症)
25/6/17KalVista PharmaceuticalsのKVD900(sebetralstat、遺伝性血管性浮腫)・・・遅延
25/6/20GSKのShingrix(帯状疱疹ワクチンのプレフィルドシリンジ版)
25/6/27SOBIのGamifant(emapalumab-lzsg、Still病における血球貪食リンパ組織球症/マクロファージ活性化症候群)
25/6/30Sentynl TherapeuticsのCUTX-101(copper histidinate、メンケス病)
25/7推JNJのDarzalex Faspro(daratumumab w/hyaluronidase、くすぶり型多発性骨髄腫)
25/7推Dizal PharmaceuticalのDZD9008(sunvozertinib、Ex20ins NSCLC)
25/7/10Regeneron PharmaceuticalsのREGN5458(linvoseltamab、多発骨髄腫)
25/7/20ロシュのColumvi(glofitamab-gxbm、DLBCL2次治療)
25/7/22ReplimuneのRP1(vusolimogene oderparepvec、進行黒色腫)
25/7/23GSKのBlenrep(belantamab mafodotin-blmf、多発骨髄腫)
25/7/29PTC TherapeuticsのPTC923(sepiapterin、フェニルケトン血症)
25/7/30Regeneron PharmaceuticalsのREGN1979(odronextamab、濾胞性リンパ腫)
25/8推バイエルのBAY3427080(elinzanetant、血管運動神経症状)
25/8推インサイトのZynyz(retifanlimab-dlwr、肛門扁平上皮癌に適応拡大)
25/8推ベーリンガー・インゲルハイムのBI 1810631(zongertinib、her2変異非小細胞性肺癌)
25/8/8LENZ TherapeuticsのLNZ100(aceclidine、老視)
25/8/12InsmedのINS1007(brensocatib、気管支拡張症)
25/8/15Tonix PharmaceuticalsのTNX-102 SL(cyclobenzaprine舌下錠。線維筋痛症)
25/8/18Chimerix(Nasdaq:CMRX)のONC201(dordaviprone、難治H3-K27M変異びまん性グリオーマ)
25/8/19PTCセラピューティクスのPTC-743(vatiquinone、フリードライヒ運動失調症)
25/8/19Regeneron PharmaceuticalsのEyelea(aflibercept、網膜静脈閉塞症後の黄斑浮腫に適応拡大)
25/8/21Ionis Pharmaceuticalsのdonidalorsen(遺伝性血管浮腫)
25/8/27PrecigenのPRGN-2012(zopapogene imadenovec、難治呼吸器乳頭腫症)
25/8/27Saol TherapeuticsのSL-1009(sodium dichloroacetat、ピルビン酸脱水素酵素複合体欠乏症)
25/8/29サノフィのSAR444671(rilzabrutinib、免疫性血栓性血小板血症)
25/8/31エーザイのLeqembi(lecanemab、早期アルツハイマー病の皮下注用追加)
25/8/31Capricor TherapeuticsのCAP-1002(deramiocel、DMD)
諮問委員会
25/7/17ODAC:GSKのBlenrep(belantamab mafodotin-blmf、多発骨髄腫)
25/7/18PPDAC:大塚製薬のRexulti(brexpiprazole、PTSD追加)



今週は以上です。

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