2025年8月16日

第1220回

 

【ニュース・ヘッドライン】

  • イーライリリー、英国でチルゼパチドを値上げへ 
  • 膀胱癌周術期にキイトルーダ・パドセブ併用が有効 
  • ノバルティス、シェーグレン症候群とITPの第3相が成功 
  • IO Biotech、癌ワクチンの第3相がフェールもサブグループ・データに期待 
  • ファイザー、抗P-セレクチン抗体の第3相がフェール 
  • Biohaven社、リルゾール類薬の強迫性障害用途は開発中止 
  • GSK、淋病治療薬を承認申請 
  • Arvinas、SERDを承認申請 
  • 線維筋痛症薬が15年ぶりに承認 
  • 初の呼吸器乳頭腫症用薬が承認 
  • ウゴービがMASHに適応拡大 
  • インスメッド、非嚢胞性線維症気管支拡張症の新薬が承認 
  • 当面の主なFDA審査期限、諮問委員会 


【今週の話題】


イーライリリー、英国でチルゼパチドを値上げへ
(2025年8月14日発表)

CNBCなど複数の報道によると、イーライリリーは体重管理薬tirzepatideの英国におけるリスト・プライスを値上げすることでNHS(英国政府の公的医療制度)と合意した。トランプ米国大統領が医薬品の内外価格差の是正を呼びかけたことが引き金、という見方が多い。

GIP/GLP-1受容体アゴニストで肥満症用途では23年11月に英米で、翌月にはEUで、その1年後には日本でも、承認された。米国や日本では二型糖尿病向けの製品名はMounjaro、肥満症向けはZepboundと別名販売されているが、欧州ではMounjaroに統一されている。英国では当初、1ヶ月分のリスト・プライスが用量により92~122ポンドだったが、9月1日付で133~330ポンドに1.4~2.7倍に値上げする。英国は薬価抑制に熱心でイーライリリーも薬価収載前に値引きを迫られたのかもしれないが、価格改定により欧州他地域水準に近づける考え。

それでも米国と比べれば半値水準なので、米国を最恵国待遇するには届かないが、できることからやっていくということなのかもしれない。

リンク: CNBCの報道

【新薬開発】


膀胱癌周術期にキイトルーダ・パドセブ併用が有効
(2025年8月12日発表)

ファイザー及びアステラス製薬と、MSDは、夫々、第3相EV-303/KeyNote-905試験で主目的を達成したと発表した。ファイザー/アステラス側は適応拡大に向けて当局と相談する考え。

この日本も参加したグローバル試験は、MIBC(筋層浸潤膀胱癌)の摘出術を受ける、白金薬術前療法に不適または拒否の患者595人を、MSDのKeytruda(pembrolizumab)術前(3サイクル)術後(14サイクル)療法群、摘出術のみの群、Keytruda術前術後療法に加えてファイザー/アステラスのPadcev(enfortumab vedotin-ejfv)も術前(3サイクル)術後(6サイクル)に投与する併用群に無作為化割付けして、EFS(無イベント生存期間:複合評価項目で、術前療法に対する応答が不十分なだけでもヒットと判定されるようだ)をオープン・レーベルで比較した。

主評価項目は併用群と手術だけの群の比較。最初の中間解析で達成した。副次的評価項目の一つである全生存期間も達成した。データは未発表。

Keytruda単剤投与群も設定されているということは、併用がマストなのか、単剤だけで十分ではないのかという疑問には未だ答えが出ていないのだろう。そのせいか、MSD側は適応拡大申請に言及していない。

この二剤併用は白金薬が適応になるMIBCにおける治癒的膀胱全摘・骨盤リンパ節郭清付随療法試験、第3相EV-304/Keynote-B15試験も進行中。

Padcevは2011年にSeattle GeneticsがAgensysからライセンスしたが、同年、アステラスがAgensysを買収し、23年にはファイザーがSeagen(Seattle Geneticsから社名変更)を買収したため、両社が呉越同舟することになった。ファイザーが共同開発販売しているメルクの抗PD-L1抗体Bavencio(avelumab)ではなくライバルの製品と併用しているが、この試験が始まったのは19年で買収前だった。

リンク: MSD側のプレスリリース


ノバルティス、シェーグレン症候群とITPの第3相が成功
(2025年8月11日、12日発表)

ノバルティスはVAY736(ianalumab)の第3相シェーグレン症候群試験二本で主目的を達成したと発表した。データは未発表。学会でデータを発表するとともに、グローバルに承認申請する予定。

BAFF-Rを標的とする抗体医薬で、抗体依存性細胞毒性によりB細胞を枯渇するとともに、BAFF-Rが調停するB細胞の機能や生存に介入する。様々な自己免疫疾患に試験されている。

今回の第3相は成人の活性期患者を対象に、一本は300mgを月一回皮下注群、もう一本は月一回群と3ヶ月に一回群の、52週後の症状を偽薬群と比較した。主評価項目はESSDAI(EULAR Sjögren’s syndrome disease activity index)。第2相試験では300mg月一回投与群のESSDAIが24週で1.92点低下した。

翌日、今度は第3相免疫性血小板減少性紫斑症(ITP)試験で主目的を達成したことも発表した。ステロイド治療でも血小板数が十分に回復しない患者を組入れて、経口トロンボポエチン受容体作動剤Promacta(eltrombopag、和名レボレード)に追加する便益を検討したもので、主評価項目である治療フェールまでの期間や、副次的評価項目である血小板数持続的改善達成率などが偽薬追加群を上回った。治験登録によると二種類の用量が設定されているようだが、両方達成したのかは不明。この疾患では一次治療ステロイド併用試験、VAYHIT1試験も進行中で、両方の結果が揃う27年に承認申請する考え。

リンク: 同社のプレスリリース(シェーグレン症候群、8/11付)
リンク: 同(免疫性血小板減少性紫斑症、8/12付)


IO Biotech、癌ワクチンの第3相がフェールもサブグループ・データに期待
(2025年8月11日発表)

米国ニューヨーク州のIO Biotech(Nasdaq:IOBT)は、Cylembio(imsapepimut、etimupepimut)の第3相IOB-013/KN-D18試験がフェールしたが好成績を示したサブグループがあるためFDAと今後を相談すると発表した。あわよくば承認申請する考えのようだ。

同社は腫瘍細胞だけでなく免疫抑制作用を持つ細胞も標的とするT-Winプラットフォーム技術に基づき癌治療用ワクチンを開発している。Cylembioは免疫逃避に関与するIDO1(indoleamine 2,3-dioxygenase 1)のペプチド抗原とPD-L1のペプチド抗原を組み合わせたものでアジュバントが添加されている。今回の試験は切除不能/転移黒色腫で一次治療を受ける407人を組入れて、MSDのKeytruda(pembrolizumab)に追加する便益を検討した。試験薬は85mcgを3週毎(但し最初の2サイクルは第8日も)に皮下注し、両剤とも最大2年間投与した。

主評価項目のPFS(無進行生存期間、盲検独立中央評価)はメジアン値は19.4ヶ月とKeytrudaだけの群の11.0ヶ月を上回ったが、ハザード・レシオは0.77(95%信頼区間0.58-1.00)、p=0.056(閾値は0.045)となり、有意差が出なかった。サブグループ分析でPD-L1陰性130人は16.6ヶ月対3.0ヶ月、ハザード・レシオ0.54(同0.35-0.85)だった。ポストホックだが抗PD-1抗体による術前術後療法歴を持たない371人でもメジアン24.8ヶ月対11.0ヶ月、ハザード・レシオ0.74(同0.56-0.98)、名目p=0.006と良さそうな数字が出ている。

全生存期間は未成熟だがハザード・レシオ0.79(同0.57-1.10)と好ましい方向を向いている。あと6~9ヶ月で成熟する見込みだ。

薬効確認試験一本で承認を取ろうと思ったらp値が0.05 x 0.05で0.0025未満であることが望まれる。ワクチンなので評価項目はPFSより全生存期間のほうが良さそうに思われるので、6~9ヶ月待ったほうが良いのではないか(手持ち資金が足りるならば)。

リンク: 同社のプレスリリース


ファイザー、抗P-セレクチン抗体の第3相がフェール
(2025年8月15日発表)

ファイザーはPF-07940370(inclacumab)の第3相鎌状赤血球症試験で主目的を達成できなかったことを公表した。静脈閉塞性クリーゼ(VOC)歴を持つ患者241人を組入れて30mg/kgを12週毎に点滴静注する便益を検討したが、VOC再発を抑制することができなかった。本試験は当初は23年に開票する見込みだったが遅延した。もう一本は組入れが遅く、昨年3月に中止となっている。

ロシュの抗P-セレクチン抗体をライセンスしたもので、ファイザーは22年にGlobal Blood Therapeuticsを企業価値ベース54億ドルで買収して入手した。その時点で既に米欧で鎌状赤血球症薬として承認されていた鎌状ヘモグロビン重合阻害剤、Oxbryta(voxelotor)も市販後薬効確認試験で死亡の不均衡が観察され、24年9月に製品回収・臨床試験中止の暫定的措置が取られた。

リンク: ファイザーのプレスリリース


Biohaven社、リルゾール類薬の強迫性障害用途は開発中止
(2025年8月11日発表)

Biohaven Pharmaceutical(NYSE:BHVN)はBHV-4157(troriluzole)の第3相強迫性障害試験がフェールしたと発表した。薬効の兆しが見られず、この用途の開発中止する。

活性成分はALS(筋萎縮性側索硬化症)用薬として米欧日で承認されているベンゾチアゾル系グルタミン酸塩放出阻害剤、riluzoleのプロドラッグ。血液中のアミノペプチダーゼによりriluzoleに変換される。同社はアルツハイマー病や全般不安障害などで第3相試験を実施したが思わしい結果は出なかった。強迫性障害も第2/3相試験がフェール、用量を増やして再挑戦したもの。

米国で脊髄小脳失調症用薬として承認申請し、優先審査を受けたが、審査期間延長で結果が出るのは今年第4四半期の見込み。この用途も第3相がフェールしたため最初の申請は受理されなかったが、偽薬群の成績が予想以上だったため自然歴対照分析を行った上で改めて申請した経緯がある。今のFDAは前例が当て嵌まるのか当て嵌まらないのか、反応が読みづらいこともあり、承認されるかどうか不透明感がある。

リンク: 同社のプレスリリース

【承認申請】


GSK、淋病治療薬を承認申請
(2025年8月11日発表)

GSKはGSK2140944(gepotidacin)を米国で12歳以上の非複雑性淋菌感染症治療薬として承認申請し受理されたと発表した。優先審査を受け、審査期限は25年12月11日。

25年に米国で非複雑性尿路感染症治療薬Blujepaとして承認されたトポイソメラーゼ阻害剤。米国連邦政府のBARDA(生物医学先端研究開発機構)などと共同開発した。淋病におけるエビデンスであるEAGLE-1試験は、約600人を組入れて3000mg(750mg錠4個)を10~12時間おいて2回、経口投与する効果をceftriaxone(500mg筋注)とazithromycin(1g経口)のレジメンと比較した。主評価項目である3~7日後のテスト・オブ・キュア評価における微生物学的奏効率は各群92.6%と91.2%、調整後の群間差は-0.1%、95%信頼区間下限は-5.6%となり、非劣性判定閾値の-10%をクリアした。

必ずしも大きな市場ではないので、ブロックバスターを期待するというよりは、抗生物質耐性菌が蔓延する事態に備える意味合いのほうが大きいようだ。

リンク: GSKのプレスリリース


Arvinas、SERDを承認申請
(2025年8月8日発表)

Arvinas(Nasdaq:ARVN)と共同開発パートナーのファイザーは、ARV-471/PF-07850327(vepdegestrant)を米国で承認申請し受理されたと発表した。選択的エストロゲン受容体零落剤(SERD)で、エストロゲン受容体1(ER1)に変異がありエストロゲン受容体(ER)陽性、her2陰性の進行/転移乳癌の成人に、内分泌療法の次の手段として用いることを予定している。審査期限は26年6月5日。

日本も参加した第3相VERITAC-2試験に、内分泌療法薬とCDK4/6阻害剤による1~2次治療歴を持つER陽性her2陰性進行/転移乳癌624人を組入れて、200mgを一日一回経口投与する便益をfulvestrant4週毎(但し2回目は2週後)筋注群と比較したところ、intent-to-treatベースのPFS(無進行生存期間、盲検独立中央評価)はハザード・レシオが0.83、p=0.07とフェールしたものの、アロマターゼ阻害剤抵抗性を示すER1変異のあるサブグループ(被験者の4割強)では同0.58、p<0.001、メジアン値は5.0ヶ月対2.1ヶ月となり、ハザード・レシオが目標の0.6を下回った。

全生存期間の解析は未成熟。G3以上の有害事象発生率は各群23.4%と17.6%、有害事象治験離脱率は2.9%と0.7%だった。疲労や悪心、肝臓酵素上昇などが見られた。

リンク: 両社のプレスリリース

【承認】


線維筋痛症薬が15年ぶりに承認
(2025年8月15日発表)

米国ニュー・ジャージー州の温故知新型中枢神経系用薬開発会社、Tonix Pharmaceuticals(Nasdaq:TNXP) は、FDAがTonmya(cyclobenzaprine HCl)を成人の線維筋痛症薬として承認したと発表した。就寝前に2.8mg舌下錠を最初の14日間は1錠、その後は2錠、服用する。第3相試験3本のうち2本で、第14週の疼痛が偽薬比有意に改善した。睡眠なども改善した。警告・事前注意事項は胚胎毒性、セレトニン症候群、三環系抗鬱剤やアトロピンでしばしば見られる心血管系や中枢神経系の有害事象、自動車/機械運転時の中枢神経抑制、口腔内粘膜有害事象。

活性成分は1977年にヤンセンが米国で鎮痙薬Flexerilとして承認取得したが既にGE化した。同社は舌下錠とすることで生物学的利用率などを向上した。線維筋痛症薬は07~09年に米国で3剤が相次いで承認されたが、その後は新薬が途絶えていた。

リンク: 同社のプレスリリース


初の呼吸器乳頭腫症用薬が承認
(2025年8月14日発表)

FDAは、米国メリーランド州の医薬品開発会社、Precigen(Nasdaq:PGEN)のPapzimeos(zopapogene imadenovec-drba)を成人のRRP(再発性呼吸器乳頭腫症)用薬として承認した。ヒト・パピローマ・ウイルスが惹起する疾患なので、増殖能が除去されたゴリラ・アデノウイルスを用いてHPV-6/11抗原を作る遺伝子を導入し、T細胞免疫を誘導する。5x10^11パーティクル・ユニットを12週間内に4回、皮下注する。ファースト・イン・ヒューマン単群試験で過去1年間に3回以上の切除術を受けた35人中18人、51%が、1年以上、切除術を受けずに済んだ。警告・事前注意事項は注射箇所反応と血栓性イベント。

同社は加速承認を申請したが本承認された。CBER(生物学的製剤評価研究センター)のヘッドに復帰したVinay Prasad氏は、無作為化割付試験が常に必要なわけではないと下記のプレスリリースでコメントしている。

同社によると、米国の成人患者数は推定27000人。RRPは1~4歳で診断されることが多く、多くは良性だが症状緩和のため一生で数百回のレーザー焼灼/摘出術を受ける患者も多いようだ。幼小児向けも開発されるのだろうか?

リンク: FDAのプレスリリース


ウゴービがMASHに適応拡大
(2025年8月15日発表)

ノボ ノルディスクは、GLP-1受容体アゴニストWegovy(semaglutide)が米国で成人のMASH(代謝機能障害関連脂肪肝炎)に適応拡大したと発表した。ステージ2または3(肝線維症が中程度から進行段階)の患者が適応となり、肝硬変合併は適応外。低カロリー食事療法と運動療法を併用する。GLP-1作用剤のMASH承認は初。

第3相ESSENCE試験で最初の主評価項目である肝線維症が悪化せずに脂肪肝炎が解消した患者の比率が63%と偽薬群の34%を有意に上回り、シーケンシャルな主評価項目である脂肪肝炎が悪化せずに肝線維症改善した患者の比率も37%対22%で有意差があった。

リンク: 同社のプレスリリース


インスメッド、非嚢胞性線維症気管支拡張症の新薬が承認
(2025年8月12日発表)

インスメッド(Nasdaq:INSM)はFDAがBrinsupri(brensocatib)を12歳以上のNCGBE(非嚢胞性線維症気管支拡張症)用薬として承認したと発表した。この疾患で承認を取得した薬は初。

アストラゼネカからライセンスして開発したファースト・イン・クラスのDPP1阻害剤。NCGBEで増加し増悪時にはさらに増加する好中球エラスターゼなどをDPP1が活性化するのを妨げる。日本も参加した第3相グローバル試験、ASPENで、10mgと25mgの両群(どちらも一日一回投与)とも、肺増悪イベントが偽薬群より2割前後少なかった。警告・事前注意事項はラッシュなどの皮膚有害事象、歯肉歯周有害事象。弱毒化生ワクチンの使用は避ける。

10mgと25mgは薬効面でも安全性面でも大きくは変わらない。10mg群は副次的評価項目である気管支拡張剤投与後のFEV1(一秒量)の52週間の低下が偽薬群と大差なかったが、承認されたのだから、決定的な弱点ではないのだろう。となると、10mgと25mg、どちらを選んだらよいか、レーベルを読んでもよく分からない。

リンク: 同社のプレスリリース

【当面の主なFDA審査期限、諮問委員会】



PDUFA
25/8推UCBのdoxecitine・doxribtimine併用(チミジン・キナーゼ2欠乏症)
25/8/12InsmedのINS1007(brensocatib、気管支拡張症)→承認
25/8/15Tonix PharmaceuticalsのTNX-102 SL(cyclobenzaprine舌下錠、線維筋痛症)→承認
25/8/19PTCセラピューティクスのPTC-743(vatiquinone、フリードライヒ運動失調症)
25/8/21Ionis Pharmaceuticalsのdonidalorsen(遺伝性血管浮腫)
25/8/27PrecigenのPRGN-2012(zopapogene imadenovec、難治呼吸器乳頭腫症)→承認
25/8/27Saol TherapeuticsのSL-1009(sodium dichloroacetat、ピルビン酸脱水素酵素複合体欠乏症)
25/8/29サノフィのSAR444671(rilzabrutinib、免疫性血栓性血小板血症)
25/8/31エーザイのLeqembi(lecanemab、早期アルツハイマー病の皮下注用追加)
25/9推バイエルのKerendia(finerenone、心不全追加)
25/9/7Agios PharmaceuticalsのPyrukynd(mitapivat、サラセミア)
25/9/22Scholar RockのSRK-015(apitegromab、脊髄筋萎縮症)
25/9/22バイオジェンのSpinraza(nusinersen、骨髄筋萎縮症用薬の高用量追加)
25/9/22ロシュのLunsumio(mosunetuzumab皮下注用、濾胞性リンパ腫3次治療)
25/9/23MSDのKeytruda皮下注(pembrolizumab、berahyaluronidase alfa)
25/9/25Crinetics PharmaceuticalsのCRN00808(paltusotine、先端巨大症)
25/9/25OmerosのOMS721(narsoplimab、HSCT関連血栓性微小血管症)→12/26に延期
25/9/28サノフィのSAR442168(tolebrutinib、非再発性二次性多発硬化症)



今週は以上です。

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