【ニュース・ヘッドライン】
- ファイザー、トランプ大統領の要請に呼応
- 米国連邦政府の閉鎖、FDAの影響は大きくはない
- レパーサのMACE一次予防試験が成功
- 大麻オレオレジンの慢性腰痛試験が成功
- MSD、エアウィンの早期治療データを発表
- エンハーツ、二本目の乳癌切除付随療法試験が成功
- IO Biotech、黒色腫治療用ワクチンの承認申請を断念
- 抗IL-17三重特異性抗体の第3相がフェール
- ノボ ノルディスク、血友病薬と週一インスリンを承認申請
- メンケス病用薬は審査完了
- テセントリクとヨンデリス類薬の併用がesSCLCメンテに適応拡大
- BTK阻害剤が蕁麻疹に承認
- 当面の主なFDA審査期限、諮問委員会
【今週の話題】
ファイザー、トランプ大統領の要請に呼応
(2025年9月30日発表)
ファイザーは、トランプ大統領の要請に応えて、薬価引き下げや米国投資拡大を発表した。今後、他の大手製薬会社からも同様な発表が予想される。
米国政府は5月に製薬会社に対して医薬品価格を先進国で最低の水準に設定する最恵国待遇(MFN)を求めたが、思わしい反応がなかったためステップ・アップ。7月に大手製薬会社17社に以下を要求した。拒否された場合は米国家庭を守るため連邦政府のあらゆる手段を取ると脅した。
- 全メディケイド患者にMFN価格を提供する
- 他の先進国で新薬の価格を米国より安価に設定しない
- 患者に直接販売する手段を用意する(MFN価格を上回らないことが条件)
- 製薬会社が海外で値上げするのを政府が支援する(但し、収入増加分を値下げなどの手段で米国に還元することが条件)
90日回答期限を前に、英国における新薬値下げ要求を拒否する動きが一部で出始めたが、遂に、本格的な合意に達する企業が現れた。
ファイザーのプレスリリースによると、
- 米国で販売する処方薬の価格を他の先進国並みに
- TrumpRx.govを通じて処方薬を直販する。大半のプライマリーケア薬と一部の専門薬を平均で5割、最大で85%、安く提供する。
- 米国で製造設備投資を拡大
連邦政府は医薬品の輸入関税を最大100%に引き上げる考えだが、これらの措置により、ファイザーは3年間の猶予を受けることができる。
財務影響は明らかではない。内外価格差の是正は他国の値引き要求をトランプ大統領の威を借りて断ることでも実現できるので、プラスの面もある。処方薬安価直販は、現在でも多くの製薬会社が医療保険非加入者向けに一部の医薬品を値引き販売しており、もしかしたら、メーカー・サイト直販がTrumpRx.com経由に切り替わるだけかもしれない。
7月の書簡は、ファイザーのほかに、アッヴィ、アムジェン、アストラゼネカ、ベーリンガー・インゲルハイム、ブリストル マイヤーズ スクイブ、イーライリリー、EMDセラノ(ドイツのメルクの子会社)、ジェネンテック、ギリアド・サイエンシズ、GSK、ジョンソン エンド ジョンソン、メルク(北米外ではMSD)、ノバルティス、ノボ ノルディスク、Regeneron Pharmaceuticals、そしてサノフィに送付された。今後、これらの企業の追随が予想される。直販についてはアストラゼネカなども既に賛意を表明している。他の製薬会社は傍観できるのか?おそらく、Noだろう。
尚、先週号で記したように、トランプ大統領はTruth Socialで10月1日以降、ブランド薬あるいは特許性薬の輸入に100%の関税を課すと発表したが、実現していない。いつもの口先介入のようだが、我が国の行政指導と同じで、軽視するとしっぺ返しを食うだろうから油断できない。
リンク: ファイザーのプレスリリース
米国連邦政府の閉鎖、FDAの影響は大きくはない
(2025年10月1日発表)
米国連邦政府は議会で予算案が可決されなかったため10月1日に閉鎖された。国民より議会の都合が優先される米国の恒例行事、という印象だったが、7年ぶりとのことだ。
HHS(保健福祉省)が影響に関するリリースを出したが、FDAに関しては、スタッフのうち66%(10,740人)は業務を続けるとのこと。新薬などの承認審査はPDUFAなどに基づく申請者課金の繰越金などの原資がある。また、人命に関わる逼迫した脅威に対処すべき人員は法令で業務継続が定められている。
一方、過去と同様に、新薬承認申請の受理などはストップする。
リンク: HHSのプレスリリース
【新薬開発】
レパーサのMACE一次予防試験が成功
(2025年10月2日発表)
アムジェンはRepatha(evolocumab)の第3相BESALIUS-CV試験で共同主評価項目を達成したと発表した。心筋梗塞/脳梗塞の一次予防における便益が確認された。データは11月8日に米国心臓学会で発表する予定。承認申請には言及していないが、米国では8月に適応拡大が認められている。
LDL-C受容体を零落させるPCSK9を標的とする抗体医薬。15~16年に家族性高脂血症などに承認され、17~18年には米欧で心血管疾患患者の二次予防に適応拡大した。
今回の試験はアテローム性心血管疾患又は高リスク糖尿病でまだ心筋梗塞や虚血性脳卒中を経験していない12000人超を組入れて、心血管アウトカムを偽薬と比較した。主評価項目は3点MACE(冠状心疾患による死亡、心筋梗塞、虚血性脳卒中の何れかが発生するまでの期間)と、4点MACE(虚血による動脈再建術を追加)。いずれも統計的に有意且つ臨床的に意味のある抑制が見られた。
8月にMACE一次予防に適応拡大した時、添付文書を読んでも根拠がわからず、コレステロールを減らせば初発を予防できるという公式をFDAが認めたのかと思ったが、もしかしたら、この試験が支持的証跡だったのかもしれない。
リンク: 同社のプレスリリース
大麻オレオレジンの慢性腰痛試験が成功
(2025年9月29-30日発表)
ドイツのVertanicalが開発しているVER-01のドイツで実施された第3相慢性腰痛試験二本の論文がNature MedicineとPain and Therapyで刊行された。一部報道によると欧州数ヶ国で承認申請中、米国では26年に承認申請用試験を開始する予定とのことだ。
一本は非オピオイド系鎮痛剤に十分応答しないまたは不耐の820人を組入れた偽薬対照試験。一日二回経口投与、最初の3週間で用量滴定して更に12週間投与し、NPS(数値的疼痛尺度、0~11点、高いほうが強度)の変化を比較したところ、試験薬群は1.9点低下、偽薬群は0.6点低下となり、群間差のp値は0.001を下回った。副次的評価項目である神経痛サブグループにおける神経痛症状インベントリーもp=0.017。忍容性は良好で依存性は見られなかった。
もう一本はオピオイド対照試験。主評価項目の便秘発症相対リスクが0.25、p=0.007と、有意に小さかった。副次的評価項目の疼痛緩和も有意に上回ったがp値は0.048。尚、オピオイドの銘柄は限定されていない。
忍容性は良好で依存性は見られなかったようだ。
試験薬はCannabis sativaのオレオレジン(抽出物)。欧米でレノックス・ガストー症候群などに承認されているジャズファーマシューティカルズのEpidiolex(cannabidiol)とは異なり、terpenesなど様々な成分が含まれていて、テトラヒドロカンナビノール(THC)も1g当り21mg含まれている模様だが、陶酔作用は見られない模様だ。
企業側も何らかの発表を行った模様だが見つけることができなかった。
リンク: Karstらの偽薬対照試験論文(Nature Medicine)
リンク: Meissnerらのオピオイド対照試験論文(Pain and Therapy)
MSD、エアウィンの早期治療データを発表
(2025年9月30日発表)
MSDは6月に肺動脈高血圧症(PAH)用薬Winrevair(sotatercept-csrk)が第3相HYPERION試験で主目的を達成したと発表したが、データをERS(欧州呼吸器学会)とNew England Journal of Medicineで明らかにした。これまでの試験よりも早期の患者においても増悪などのリスクを抑制できた。
ActRIIA(アクティビン受容体IIa型)と免疫グロブリンの融合蛋白。24~25年に米、EU、日本で肺動脈高血圧症用薬として承認された。WHO機能分類II/III型で標準療法を受けている患者320人余に追加投与した第3相STELLAR試験で6分歩行テストが偽薬比有意に改善した。副次的評価項目の死亡/臨床的増悪リスクもハザード・レシオが偽薬比0.16で統計的に有意、発生率は偽薬群が26%、試験薬群が2%だった。
24年にはWHO機能分類III/IV型で死亡リスクが高いと推測される160人余を組入れた第3相ZENITH試験が中間解析で成功、全死亡/肺移植/PAH増悪による24時間以上の入院の何れかが発生するハザード・レシオが偽薬比0.24、発生率は偽薬群が54.7%、試験薬群は17.4%だった。
今回の対象は診断から1年以内、WHO機能クラスII/III型、中高度リスク。上記二本は3剤による治療を受けている患者が多かったのに対し、7割が2剤のみだった。結果は、全死亡/PAH悪化のハザード・レシオが偽薬比0.24、発生率は同36.9%と10.6%だった。複合評価項目の内訳を見ると、PAH悪化(6分歩行テストなどで評価)が28.8%対5.0%、予定外のPAH関連24時間以上入院が8.8%対1.9%とソフトな評価項目の寄与が大きい。全死亡は3.8%対4.4%と大差なく、動脈中隔裂開術や肺移植は発生しなかった。
リンク: McLaughlinらの治験論文抄録(NEJM)
エンハーツ、二本目の乳癌切除付随療法試験が成功
(2025年9月29日発表)
第一三共は、Enhertu(fam-trastuzumab deruxtecan-nxki)が第3相DESTINY-BREAST05(以下、DB05)試験の中間解析で主目的を達成したと発表した。先に達成したDESTINY-Breast11(DB11)試験の成績と共に、10月18日にESMO(欧州臨床腫瘍学会)で発表する。当局とも共有する考え。
日本も参加したDB05試験は、her2陽性早期乳癌で、術前療法後に乳房又は腋窩リンパ節に侵襲性残存病変が残った、高リスク患者を組入れて、5.4mg/kgを3週毎点滴静注する効果をロシュのKadcyla(ado-trastuzumab emtansine)と比較した。主評価項目である医師評価に基づくIDFS(無侵襲性疾患生存期間)に統計的に有意且つ臨床的に意義のある改善が見られた。
DB11試験は高リスクher2陽性早期乳癌の術前療法における便益を検討したもの。Enhertu単剤投与群は中間解析で組入れ中止となったが、THPレジメン(paclitaxel、trastuzumabおよびpertuzumab)を施行する前にEnhertuを4回投与した群のpCR(病理学的完全反応率)がTHPレジメン前にddAC(高量doxorubicinとcyclophosphamide)を投与した群と比べて統計的に有意且つ臨床的に意義のある改善を見た。
リンク: 第一三共のプレスリリース(和文)
IO Biotech、黒色腫治療用ワクチンの承認申請を断念
(2025年9月29日発表)
米国ニューヨーク州の医薬品開発企業、IO Biotech(Nasdaq:IOBT)は、Cylembio(imsapepimut及びetimupepimut)の米国における承認申請を断念し、もう一本、第3相試験を実施すると発表した。経費節減のためフルタイム社員を半減する。EUに関してはこれから承認申請を相談する考え。
IDO1(indoleamine 2,3-dioxygenase 1)とPD-L1の二種類の抗原ペプチドを配合したアジュバント・ワクチン。切除不能/転移黒色腫の一次治療としてKeytruda(pembrolizumab)と併用する第3相試験を実施したが、PFS(無進行生存期間、盲検独立中央評価)のハザード・レシオが0.77、p=0.056(閾値は0.045)と、有意水準に達しなかった。事後的サブグループ分析で名目p値が0.05を下回ったものもあったため、FDAと相談したが、承認申請しないようアドバイスされた。
第2次トランプ政権下ではFDAの判断の予測可能性が低下しているが、フェールした試験のサブグループ分析の成果は別途、試験して確認すべしという考え方は変わっていないようだ。
リンク: 同社のプレスリリース
抗IL-17三重特異性抗体の第3相がフェール
(2025年9月28日発表)
スイスのMoonLake Immunotherapeutics(Nasdaq: MLTX)は、sonelokimabが第3相化膿性汗腺炎試験二本における幾つかの副次的評価項目と、主評価項目の支持的解析に、好成績を上げたと発表した。株価は前日の60ドル台から6ドル強に暴落した。
Ablynx(18年にサノフィが買収)のトリスペシフィック・ナノバディ技術を用いて創製された、IL-17AとIL-17Fそしてアルブミンに結合する40kDa足らずの抗体フラグメント。MoonLakeはAblynxから権利を取得したドイツのMerck KGaAからライセンスした。
成人の化膿性汗腺炎患者を組入れて16週HiSCR75(膿瘍や炎症性結節の評価スコアが75%改善した患者の比率)を偽薬と比較したところ、VELA-1試験では偽薬比17%上回りp<0.001となったがVELA-2は9%のみでp=0.053だった。介入方法の変更/追加があっても評価を打ち切らないプロトコルを採用しているため、偽薬群の成績が高めに出てしまう難を指摘した。感受性分析という位置付けのTreatment Policy基準による解析はVELA-1試験が34.8%(偽薬群は17.5%)、VELA-2試験は35.9%(同25.6%)となり、どちらも名目p値が有意だった。
また、病変数や患者評価尺度は両試験とも良好だった模様。
リンク: MoonLakeのプレスリリース
【承認申請】
ノボ ノルディスク、血友病薬と週一インスリンを承認申請
(2025年9月29日発表)
ノボ ノルディスクは、米国でNN7769(Mim8、denecimig)をA型血友病に承認申請し、Awiqli(insulin icodec)を二型糖尿病に再申請したと発表した。
前者はA型血友病で欠乏する血液凝固第VIII因子の代わりに活性化第IX因子と第X因子を架橋するIgG4型二重特異性抗体。重度出血傾向のある患者に定期投与して抑制する。中外製薬/ロシュのHemlibra(emicizumab-kxwh)と似ているが、第X因子切断活性が増強されているようだ。週一回、二週毎、月一回の何れかの頻度で皮下注する。インヒビターの有無は問わない。12歳以上の患者を組入れてた第3相試験でそれまで第VIII因子のルーチン投与を受けていなかった患者のコフォートでは出血頻度が対照群(出血したら投与)より97%以上少なかった。受けていた患者のコフォートでは治験前と比べて43%以上減少した。死亡や血栓塞栓事象は発生しなかった。1~11歳の患者を組入れた週一回ルーチン投与試験も良好な結果になった。
後者は週一回皮下注用インスリン製剤で、EUや日本では24年に承認されたが、米国では一型糖尿病における低血糖リスク懸念や製造問題により審査完了となっていた。今回、日欧とは異なり二型糖尿病限定で申請した。
リンク: 同社のプレスリリース(Mim8)
リンク: 同(icodec)
【承認審査・委員会】
メンケス病用薬は審査完了
(2025年10月1日発表)
Zydus Lifesciencesの米国子会社であるSentynl Therapeuticsはヒスチジン銅皮下注用製剤をメンケス病用薬として承認申請していたが、FDAから審査完了通知を受領した。製造施設におけるcGMP(現行の適性製造基準)面の欠陥を指摘された。9月に再査察が実施されZydusが最近、回答したとのこと。医師主導の単一施設単群試験二本などに基づく承認申請だが、薬効や安全性に関する指摘はなかったとのこと。
メンケス病は新生男児8000~30000人に一人と希少なX染色体劣性遺伝性疾患。食物から銅を吸収できず重度神経障害などを発現する。上記試験ではメジアン生存期間が177ヶ月と自然歴の16ヶ月を大きく上回った。
Fortress Biotech(Nasdaq:FBIO)の子会社の Cyprium Therapeuticsから資産取得したもの。
リンク: Sentynlのプレスリリース
【承認】
テセントリクとヨンデリス類薬の併用がesSCLCメンテに適応拡大
(2025年10月2日発表)
FDAは、ロシュの抗PD-L1抗体Tecentriq(atezolizumab)または皮下注用のTecentriq Hybreza(atezolizumab、hyaluronidase-tqjs)と、ジャズファーマシューティカルズのポリメラーゼII阻害剤Zepzelca(lurbinectedin)を併用で、成人の進展型小細胞性肺癌(esSCLC)の一次治療後維持療法として承認した。carboplatin、etoposide、及びTecentriqを併用で4サイクル施行し疾病安定化以上の応答があった患者が適応になる。
ロシュがスポンサーとなりジャズも資金拠出した第3相IMforte試験で、全生存期間がメジアン13.2ヶ月とTecentriqだけの維持療法を施行した群の10.6ヶ月を上回り、ハザード・レシオは0.73だった。共同主評価項目のPFS(無進行生存期間、独立評価)も有意な差があった。
Zepzelcaは20年に米国で白金薬歴を持つ転移小細胞性肺癌(mSCLC)に加速承認された。市販後薬効確認試験(PMS)がフェールしたが、doxorubicin併用における忍容性に配慮し用量が抑えられていたため、FDAは今回のIMforte試験、又は、LAGOON試験(白金薬歴のあるmSCLC、モノセラピー群とirinotecan併用群も設定)を代替的PMSとすることに同意した。PMSに基づく適応拡大承認と加速承認の本承認切替は同時であることが多いが、今回は、未だ切替えられていない。
Zepzelcaは海洋生物由来の抗癌物質を研究開発しているスペインのPharmaMarが創製しジャズに米国の権利をライセンスしたもの。欧州ではPharmaMarが5月に新薬承認申請した。日本は16年に中外製薬がライセンスしたが2年後にパイプライン表から消えた。Zepzelcaの類縁体である悪性軟部組織腫瘍用薬Yondelis(trabectedin)は欧日米で承認されており、日本では大鵬薬品が開発販売している。
リンク: FDAのプレスリリース
BTK阻害剤が蕁麻疹に承認
(2025年9月30日発表)
ノバルティスはFDAがRhapsido(remibrutinib)を承認したと発表した。欧州や中国、そして今回のリリースによると日本でも、承認申請中。
BTK(ブルトン型チロシンキナーゼ)阻害剤は血液癌用薬として複数、承認されているが、BTKはヒスタミンなどの炎症性物質の放出も促進する由で、本剤は成人の抗ヒスタミンに十分応答しない慢性特発性蕁麻疹患者に25mgを一日二回、経口投与する。臨床試験では症状が偽薬比有意に改善した。
リンク: 同社のプレスリリース
【当面の主なFDA審査期限、諮問委員会】
PDUFA | |
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25Q4 | ベーリンガー・インゲルハイムのBI 1015550(nerandomilast、特発性肺線維症) |
25/10 | ロシュのGazyva(obinutuzumab、ループス腎炎) |
25/10 | Regeneron PharmaceuticalsのLibtayo(cemiplimab-rwlc、皮膚扁平腫瘍術後療法)) |
25/10推 | バイエルのBAY3427080(elinzanetant、血管運動神経症状) |
25/10/13 | Arcutis BiotherapeuticsのZoryveクリーム(アトピー性皮膚炎の適応を2-5歳に拡大) |
25/10/19 | アストラゼネカ/アムジェンのTezspire(tezepelumab-ekko、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎を追加) |
25/10/20 | GlaukosのEpioxa(円錐角膜のUV治療補助薬) |
25/10/23 | SydnexisのRyjunea(atropine sulfate 0.1mg/mL) |
25/10/23 | GSKのBlenrep(belantamab mafodotin-blmf、多発骨髄腫) |
25/10/25 | MSDのWinrevair(sotatercept-csrk、アウトカム試験データ) |
25/11推 | JNJのTremfya(guselkumab皮下注、潰瘍性大腸炎) |
25/11推 | Fondazione TelethonのTelethon 003(etuvetidigene autotemcel、Wiskott-Aldrich症候群) |
25/11推 | ノバルティスのLOU-064(remibrutinib、慢性特発性蕁麻疹) |
25/11推 | ノボ ノルディスクの経口semaglutide(肥満症、25mg追加) |
25/11推 | ノボ ノルディスクのOzempic(semaglutide、T2DのPAD治療) |
25/11推 | Biohaven PharmaceuticalのBHV-4157(troriluzole、脊髄小脳失調症) |
25/11推 | 田辺三菱製薬のND0612(levodopa、carbidopa、パーキンソン病) |
25/11推 | Regeneron PharmaceuticalsのLibtayo(cemiplimab、皮膚扁平上皮腫追加) |
25/11推 | バイエルのBAY 2927088(sevabertinib、her2変異非小細胞性肺癌) |
25/11推 | アストラゼネカのImfinzi(durvalumab、胃・胃食道接合部腫瘍における周術期療法) |
25/11/18 | Arrowhead PharmaceuticalsのARO-APOC3(plozasiran、家族性カイロミクロン血症) |
25/11/28 | ビステラ(大塚製薬子会社)のsibeprenlimab(IgA腎症) |
25/11/30 | Kura OncologyのKO-539(ziftomenib、急性骨髄性白血病) |
25/11/30 | Ascendis PharmaのTransCon CNP(navepegritide、軟骨無形成症) |
25/11/30 | ジェンマブ/アッヴィのEpkinly(epcoritamab-bysp、濾胞性リンパ腫2次治療を追加) |
今週は以上です。