2026年8月1日

第1270回

 

【ニュース・ヘッドライン】

  • リットフーロの白斑試験が成功 
  • 新規慢性C型肝炎用薬の第3相、まず一本が成功 
  • アストラゼネカ、第3相結果をアップデート 
  • selinexorの内膜症試験はフェール 
  • ノボ、抗IL-6抗体の心血管アウトカム試験がフェール 
  • Axsome社、reboxetineを米国でナルコレプシーに承認申請 
  • UT社、肺動脈高血圧症の新薬を6月に承認申請していた
  • FDA諮問委員会、Replimuneのウイルス療法を支持! 
  • FDA諮問委員会、Capricor社のDMD細胞療法を支持せず 
  • プルヴィクトが去勢感受性前立腺癌に適応拡大 
  • 当面の主なFDA審査期限、諮問委員会 


【新薬開発】


リットフーロの白斑試験が成功
(2026年7月30日発表)

ファイザーはLitfulo(ritlecitinib)を非分節型白斑(NSV)の治療に用いる第3相試験二本で主目的を達成したと発表した。グローバルな承認申請に向かう考え。

23年に日米欧で円形脱毛症の治療薬として承認された、経口TEC/JAK3阻害剤。NSVでは日本も参加してTranquilloとTranquillo 2試験が実施された。前者は12歳以上の未成年と成人607人を円形脱毛症と同じ50mg一日一回または偽薬に2対1割付け。後者は成人1567人を50mg群、100mg群、そして偽薬群に無作為化割付けしたが、50mgは探索的解析という位置付けだ。主評価項目は52週F-VASI75(顔面の白斑領域指数が75%以上改善した患者の比率)。FDA向け限定で52週T-VASI50(全身の同指数が50%以上改善した患者の比率)も共同主評価項目とした。結果は、どちらの試験も、試験用量が偽薬比有意な、臨床的に意味のある差を示した。

NSVはIncyte(Nasdaq:INCY)のJAK阻害剤Opzelura(ruxolitinibクリーム)が22年に米国で適応拡大、23年に欧州で初承認されている。また、アッヴィがJAK阻害剤Rinvoq(upadacitinib)を適応拡大申請中で、6月にはEMAのCHMPが肯定的意見をまとめた。

リンク: プレス・リリース


新規慢性C型肝炎用薬の第3相、まず一本が成功
(2026年7月28日発表)

米国のAtea Pharmaceuticals(Nasdaq :AVIR)は、慢性C型肝炎の治療薬として開発している合剤が北米地域の第3相試験で主目的を達成したと発表した。欧亜アフリカにおける類似したデザインの第3相は27年初めに結果が判明する見込み。

この、NS5Bポリメラーゼ阻害剤bemnifosbuvirとMSDからライセンスしたNS5A阻害剤ruzasvirの合剤の第3相は、未治療慢性C型肝炎患者を組入れて、肝硬変を合併していない患者は8週間、合併例は12週間、一日一回経口投与する便益をギリアド・サイエンシズのEpclusa(NS5Bポリメラーゼ阻害剤sofosbuvirとNS5A阻害剤の合剤)の12週コースと非盲検下で比較している。主評価項目は24週におけるSVR(持続的ウイルス学的反応率・・・治療完了後12週または16週経ってもウイルスを検出できない)。北米試験はFDAが推奨した修正intent-to-treatベースの解析(n=905)で、各群93.9%と94.8%となり、群間差の95%上限が閾値の5%を下回った。肝硬変なき721人では93.5%対94.6%と短期間の治療で同程度の成果を上げ、肝硬変あり184人でも95.4%対95.4%だった。安全性は同程度だった。

bemnifosbuvirはsofosbuvirと比べて遺伝子型1~5のC型肝炎ウイルスに対する力価が10倍と高い。アッヴィのMavyret(NS3/4A阻害剤glecaprevirとNS5A阻害剤pibrentasvirの合剤)は肝硬変を合併していても未治療患者なら8週コースで足りるが、Ateaの合剤と異なり、空腹時服用はできない。まあ、一日一回なら大きな問題ではないだろうが。

リンク: プレス・リリース


アストラゼネカ、第3相結果をアップデート
(2026年7月27日発表)

アストラゼネカは26年第2四半期決算発表に合わせて以下の複数の第3相試験の結果を公表した。

  • 抗PD-L1抗体Imfinzi(durvalumab)とtremelimumab:NILE試験が部分的に成功。これは日本も含む施設で未治療の切除不能局所進行/転移性尿路上皮腫885人を組入れた試験。gemcitabineとcisplatinまたはcarboplatinの併用レジメンにImfinziを追加した群は全生存期間が統計的に有意且つ臨床的に意味のある改善を見たが、維持期に抗CTLA4抗体Imjudo(tremelimumab)も併用した群はフェールした。
  • 抗PD-L1抗体Imfinzi(durvalumab):EMERALD-2試験はフェール。治癒的切除/焼灼を受けた高リスク肝細胞腫のアジュバント療法として、bevacizumabとの二剤併用を偽薬2剤併用と比較したもの。主評価項目は放射線学的無再発生存期間。
  • Arcus Bioscienceの抗TIGHT抗体domvanalimab:PACIFIC-8試験を中止。アストラゼネカと協業で非小細胞性肺癌における化学放射線療法後維持療法としてImfinziに追加する便益を検討していたが、ギリアド・サイエンシズの抗PD-1抗体に追加した第3相試験が二本とも無益中止となったことを重視した。
  • AZD0901/CMG901(sonesitatug vedoxin):中国のKYM Biosciencesからライセンスした抗Claudin 18.2抗体薬物複合体。中国や日本も参加したグローバルCLARITY-Gastric01試験でCLDN18.2発現進行/転移胃/胃食道接合部腺癌の二次治療における便益を医師が選んだ治療法と比較したところ、主評価項目の一つである3次治療以降の患者における全生存期間が統計的に有意且つ臨床的に意味のある改善を示し、副次的評価項目である全被験者の全生存期間の解析も良好だった。一方、共同主評価項目であるPFS(無進行生存期間、評価者盲検)はトレンドに留まった。一般的には前者の成功のほうが重要だが、どうだろうか。
  • Ultomiris(ravulizumab-cwvz):TMA-313試験で有意差出ず。12歳以上の造血幹細胞移植後血栓性微小血管症における26週イベント・フリー・サバイバル(血栓性微小血管症関連の臨床的悪化又は死亡)を改善する効果は偽薬比トレンドに留まった。当局と相談する考えなので、内容はそれほど悪くなかったのだろう。

  • リンク: 26年第2四半期決算発表リリース


    selinexorの内膜症試験はフェール
    (2026年7月30日発表)

    Karyopharm Therapeutics(Nasdaq:KPTI)はXpovio(selinexor)の新用途開発状況をアップデートした。まず、p53野生型進行/難治内膜腫の第3相、042試験がフェールした。化学療法(含チェック・ポイント阻害剤可)に応答した患者の維持療法として60mgを週一回経口投与する便益を偽薬と比較したが、第1順位の主解析である修正intent-to-treatベース(n=236)のPFS(無進行生存期間)が偽薬比ハザード・レシオ0.76(95%信頼区間0.51-1.12、片側p=0.079)と、トレンドに留まった。同社は内膜腫領域における投資を抑制し多発骨髄腫や骨髄線維症に重点を置く考え。

    先立つ第3相ではPFSのハザード・レシオが0.7、p=0.0486となり特にP53野生型103人で良績を上げたが、内容はそれほどでもなかったようで、FDA相談を経て今回の試験に進んだ。

    お口直しということか、Xpovioを8月に骨髄線維腫に適応拡大申請する計画も公表した。3月に第3相SENTRY試験が成功、ruxolitinibと併用でSVR35(脾臓量35%縮小奏効率)が50%とruxolitinib・偽薬併用群の28%を有意に上回った。全生存期間はハザード・レシオ0.43(95%信頼区間0.19-1.00)、名目片側p=0.0222となっており、もう少し成熟すれば有意水準に到達するかもしれないだ。

    Xpovioは核外輸送蛋白のexportin 1に結合・阻害する小分子薬。19年に米国で、21年にはEUでも、多発骨髄腫の再発治療薬として承認された。20年には米国で再発/難治びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の3次治療薬として加速承認を受けたが、他剤が承認され市販後薬効確認試験の実施が困難になったという理由で、今年4月に承認返上している。

    リンク: プレス・リリース(内膜腫試験フェール)
    リンク: プレス・リリース(骨髄線維症の承認申請計画)


    ノボ、抗IL-6抗体の心血管アウトカム試験がフェール
    (2026年7月31日発表)

    ノボ ノルディスクは抗IL-6完全ヒト化抗体ziltivekimabの第3相Zeus試験がフェールしたと発表した。この日本も参加した試験は、アテローム硬化症と慢性腎臓疾患を併発しhsCRPが2mg/L以上と炎症性の患者6300人超を15mg月一回皮下注群と偽薬群に無作為化割付けして3点MACE(心血管死、非致死的心筋梗塞、非致死的卒中の複合評価項目)を比較したが、ハザード。レシオ0.99となり、殆ど効果がなかった。後期第2相試験と同様にhsCRPや遊離IL-6の減少が見られたが、臨床的便益に繋がらなかった。

    2015年にアストラゼネカからスピンアウトしたCorvidia Therapeuticsを2020年に買収して入手した。第3相は他に心不全の症状緩和を目指すHermes試験と心筋梗塞の再発予防を目指すArtemis試験が進行中。

    リンク: プレス・リリース

    【承認申請】


    Axsome社、reboxetineを米国でナルコレプシーに承認申請
    (2026年7月15日発表)

    米国NY州のAxsome Therapeutics(Nasdaq:AXSM)は、AXS-12(reboxetine)をナルコレプシー患者の脱力発作を抑制する適応・効能でFDAに承認申請し受理された。審査期限は27年5月1日。現時点では諮問委員会上程の計画はない。24年に成功発表された第3相治療試験と同離脱試験で脱力発作を偽薬比大きく抑制した。同社によると、特許は少なくとも2039年まで有効。

    活性成分はノルエピネフィリンの再取込を阻害し皮質ドパミンを調節する作用を持つ。ファルマシアが開発し、1997年に英国などで鬱病治療薬Edronaxとして承認されたが、米国では3回目の申請でも承認されなかった。抗鬱剤は偽薬効果が出やすく承認されている薬でも有意差が出ないことがあるため、特にこの頃は、承認取得に梃子摺る企業が多かった。Axsomeはファルマシアを買収したファイザーから2020年に臨床試験成績などを取得した。

    リンク: プレス・リリース


    UT社、肺動脈高血圧症の新薬を6月に承認申請していた
    (2026年7月29日発表)

    United Therapeutics(Nasdaq:UTHR)は、ralinepagの第3相試験論文がLancet誌で刊行されたことを発表すると共に、6月に米国で承認申請したことを明らかにした。非プロスタノイド系プロスタサイクリン受容体アゴニストで、日本新薬/ジョンソン エンド ジョンソンのUptravi(selexipag)の活性代謝物であるMRE-269と比べ受容体親和性が6倍と高く、投与頻度は一日2回経口投与ではなく1回で足りる。第3相ADVANCE OUTCOMES試験は肺動脈高血圧症(PAH)を対象に、臨床的悪化イベントを抑制する効果を偽薬と比較したもの。解析対象は687人で、うち8割はPAH治療薬2剤を同時使用、7割はNYHA機能分類がIIとそれほど重度ではない。試験薬は50mcgで開始し、忍容性や応答に応じて滴定した。52週時点のメジアン用量は300mg。

    結果は、ハザード・レシオが0.45、p<0.0001だった。複合評価項目のうち差が大きかったイベントは疾病進行(1年半程度の追跡期間中の試験薬群の発生率は3%、偽薬群は11%)、PAH悪化による注射薬や吸入薬の投与、長期臨床応答性不十分。ハードな評価項目である全死亡やPAH悪化による非選択的入院は大差なかった模様だ。副次的評価項目では6分歩行距離(ベースライン値は439m)が偽薬比20m長かった。有害事象による治験離脱率は19%対3%と上回った。

    18年にArena Pharmaceuticalsからライセンスしたもの。Arenaは22年にファイザーに買収された。

    リンク: プレス・リリース
    リンク: McLaughlinらの治験論文抄録(Lancet)


    【承認審査・委員会】


    FDA諮問委員会、Replimuneのウイルス療法を支持!
    (2026年7月30日発表)

    FDAはCTGTAC(細胞組織遺伝子療法諮問委員会)を招集し、Replimune Group(Nasdaq:REPL)が抗PD-1抗体歴を持つ進行黒色腫の治療薬として加速承認を申請しているRP1(vusolimogene oderparepvec)について意見を聞いた。意外なことに13人中10人がエビデンスとなる第1/2相単群試験、IGNYTE試験の成績を支持した。

    遺伝子組換え型ヒト単純ヘルペス・ウイルス1型を腫瘍細胞に注射して破壊させる、ウイルス療法。類薬では2015年に米欧でアムジェンのImlygic(talimogene laherparepvec)が切除不能黒色腫に承認されているが、RP1は、GM-CSFの遺伝子だけでなく免疫原性の高いGALV-GP(テナガザル白血病ウイルスのエンベロープ蛋白)の改変遺伝子も組み込んでいる。Imlygicは手術不適進行黒色腫に単剤投与した試験が成功、Keytruda(pembrolizumab)併用フロントライン試験はフェールしたが、IGNYTE試験は成人の抗PD-1抗体歴を持つ進行黒色腫にnivolumabと併用するレジメンを採用した。Imlygicは持続的反応率や反応持続期間がGM-CSF群を有意に上回ったが、IGNYTE試験は倫理面の配慮から対照群が設定されなかった。

    IGNYTE試験(n=140)ではORR(客観的反応率、独立中央評価、修正RECIST 1.1ベース)が33.6%、完全反応率も16.4%あった。メジアン反応持続期間は24.6ヶ月。FDAの要請で行われたRECIST 1.1ベースの解析も各32.9%と35ヶ月超と、良好。有害事象はリパーゼや肝臓酵素、ビリルビンなどが上昇し、サイトカイン放出症候群や心筋症などが見られた。第3相は24年にIGNYTE-3試験が開始され、Opdualag(nivolumabと抗LAG-3抗体relatlimabの合剤)などを用いる群と全生存期間を比較している。結果が出るのは29年の見込みで、加速承認申請案件の市販後薬効確認試験候補としては悠長だ。

    同社は24年11月に承認申請したが25年7月に審査完了通知を受領した。10月に追加申請し、どういう経緯かFDAは最初の審査と異なるチームが審査したが、今年4月に審査完了通知を受領した。臨床試験のデザインや成績に関する問題などが指摘された。同社は、Wall Street Journal報道によるとホワイト・ハウスにおける陳情を経て、再申請した。審査期限は8月2日なので日程がタイトだ。

    FDA側は諮問委員会で試験デザインや薬効評価方法、治験結果の外挿性などに懐疑的な姿勢を示したが、委員は好意的だった。サルベージ段階の使用ならこの程度のエビデンスでも十分という考えなのだろう。そういえば、Imlygicの諮問委員会(CTGTACとODACの共済)もFDA側は懐疑的だったが諮問委員は薬を支持が22人、反対は1人と圧倒的な差が出た。

    リンク: プレス・リリース


    FDA諮問委員会、Capricor社のDMD細胞療法を支持せず
    (2026年7月29日発表)

    FDAはCTGTAC(細胞組織遺伝子療法諮問委員会)を招集し、Capricor Therapeutics(Nasdaq:CAPR)がデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の上腕機能を改善する薬として承認申請した他家心臓球由来細胞療法、CAP-1002(deramiocel)について意見を聞いた。諮問委員のうち薬効のエビデンスは十分と判定したのは3人、不十分は9人だった。今回のクラスII審査の期限は8月22日と間がないため、3ヶ月延期になる可能性があるが、何れにせよ、委員長が誰でも審査担当者が否定的な薬はよほどのことがない限り承認されない。

    同社は20人の患者を組入れた第2相偽薬対照試験、HOPE-2を実施、第12月のPUL(上腕機能評価)総合スコアが偽薬比有意に改善し、LVEF(左心駆出率)の改善も見られたため、自然歴対照データなどとともに24年12月に承認申請したが、審査完了通知を受領した。意外なことに、FDAの評価ではHOPE-2はフェールしており、Capricorのエビデンスであるノンパラメトリック検定による評価は採用されなかった。

    同社は並行して米国患者106人を組入れた第3相HOPE-3試験を実施、25年12月に成功を発表し、今月、Lancet誌に治験論文が刊行された。PUL総合スコアが3.86%低下と、偽薬群の8.41%低下ほどではなく、群間差は4.55パーセンテージ・ポイント、p=0.029だった。この解析は統計解析計画version 3.0(SAP 3.0)に基づくもの。%ではなく変化幅の群間差はLancet論文によれば1.2、同社資料では1.1でp=0.05だった。

    今回、FDAは、試験開始の後、かつ盲検解除の前に作成されたSAP3.0ではなく、事前に設定されたSAP1.0に基づき、PUL総合スコアの変化幅の群間差は0.66、p=0.24となりフェールしていると指摘。一方、会社側は、SAP1.0は素案に過ぎず事前に設定された解析計画ではないと主張した。尚、FDA分析の数値は上記数値とも異なるが、1.0と3.0は他にも様々な変更があるため、原因は不明。

    どちらの主張が正しいのか、よく分からないが、p=0.029というのはエビデンスが強固とは言い難いことを示しており、解析方法が変わると判定も変わるなら、更に言い難くなる。

    もう一つ気になるのは、同社が米日欧の独占商業化権を持つ日本新薬を5月に提訴したことだ。訴因の一つは、価格体系に関する合意を変更する必要が生じたのに日本新薬が応じないこと。風向きの変化に形振り構わず対応する同社のスタンスに同調しないのはFDAだけではないのだろう。

    リンク: MedPage Todayの報道
    リンク: McDonaldらのHOPE-3試験論文抄録(Lancet)

    【承認】


    プルヴィクトが去勢感受性前立腺癌に適応拡大
    (2026年7月31日発表)

    ノバルティスはFDAが放射性医療品Pluvicto(lutetium LU177 vipivotide tetraxetan)の適応拡大を承認したと発表した。22年に米欧で、25年には日本でも、PSMA陽性の遠隔転移去勢抵抗性前立腺癌の再発治療薬として承認されているが、今回、PSMA陽性転移去勢感受前立腺癌に標準療法と併用することが認められた。第3相PSMAddition試験でPFS(無進行生存期間、放射線学的評価)のハザード・レシオが0.72と偽薬併用群を有意に上回った。全生存期間は中間解析段階で未だ有意差は出ていないが、点推定値は良さそうなものが出ている。G3以上の有害事象発現率は50%対43%で上回った。

    リンク: プレス・リリース

    【当面の主なFDA審査期限と諮問委員会】


    PDUFA
    26下ギリアド・サイエンシズのbictegravir・lenacapavir合剤(HIV/AIDS)
    26/7推Intra-Cellular TherapeuticsのCaplyta(lumateperon、統合失調症増悪予防)
    26/7推武田薬品のrusfertide(真性多血症)
    26/8推Priovant Therapeuticsのbrepocitinib(皮膚筋炎)
    26/8推武田薬品のTAK-861(oveporexton、ナルコレプシータイプ1)
    26/8推Regeneron PharmaceuticalsのREGN2477(garetosmab、進行性骨化性線維異形成症)
    26/8推JNJのImaavy(nipocalimab-aahu、温式自己免疫性溶血性貧血)
    26/8推アストラゼネカのAZD9833(camizestrant、ESR1変異乳癌)
    26/8/2ReplimuneのRP1(vusolimogene oderparepvec、進行黒色腫)
    26/8/5モデルナのmRNA-1010(季節性インフルエンザ・ワクチン)
    26/8/13LantheusのMK-6240(MCIにおけるtau NFTのPET検査)
    26/8/17BMSのiberdomide(多発骨髄腫)
    26/8/17Mandos LLCのVTS-270(adrabetadex、幼児発症型ニーマン・ピック病C型)
    26/8/22Capricor TherapeuticsのCAP-1002(deramiocel、DMD)
    26/8/23Ultragenyx PharmaceuticalのDTX401(pariglasgene brecaparvovec、糖原病Ia型)
    26/8/25Jazz PharmaceuticalsのZiihera(zanidatamab-hrii、her2陽性胃、胃食道接合部、胃食道腺腫)
    26/8/25BeOne MedicinesのTevimbra(tislelizumab、her2陽性胃、胃食道接合部、胃食道腺腫)
    26/8/27ギリアド・サイエンシズのbictegravir・lenacapavir合剤(HIV)
    26/8/28ITMのITM-11(177Lu-edotreotide、胃腸膵神経内分泌腫瘍)
    26/8/30ファーマエッセンシアのBesremi(ropeginterferonalfa-2b-njft、本源性血小板血症追加)
    26/9推アッヴィのtavapadon(パーキンソン病)
    26/9推ノボ ノルディスクのNN7769(denecimig、A型血友病)
    26/9推ノバルティスのRhapsido(remibrutinib、皮膚描記型慢性刺激性蕁麻疹適応拡大)
    26/9/11TelixのTLX101-Px(foretyrosine F 18、神経膠腫造影剤)
    26/9/19UltragenyxのUX111(rebisufligene etisparvovec、サンフィリッポ症候群A型)
    26/9/21Winrevair(sotatercept-csrk、診断1年以内の肺動脈高血圧症のHYPERION試験成績)
    26/9/22Ionis PharmaceuticalsのION373(zilganersen、アレキサンダー病)
    26/9/26IncyteのINCB000928(zlurgisertib、進行性骨化性線維異形成症)
    26/9/27Elevar Therapeuticsのlirafugratinib(FGFR2融合/再編成胆道癌)
    26/9/28Egetis TherapeuticsのEmcitate(tiratricol、MCT8欠乏症)
    26/9/30BMSのCamzyos(mavacamten、12-17歳の症候性oHCMに適応年齢拡大)
    26/9/30Scholar RockのSRK-015(apitegromab、脊髄筋萎縮症)


    今週は以上です。

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